心理カウンセラーのブログ

そのルールは何のためのルールだろう?

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。


子どもにはしつけの一環でたくさんのルールを教えますよね。


こうするべき・こうしてはいけない…

生きていく上でルールはとても大切ですよね。


ただ、そのルールが行き過ぎたり、どうしても実現不可能だったりすると、子どもは無気力になることもあります。

それが、不登校にも繋がることも少なくありません。


今日は、そんなルールについてお話ししたいと思います。

そのルールは何のため?


子どもに伝えているルール。
そのルールは何のためにあるのでしょうか?


多くのルールは、幸せであるため・幸せになるために作られます。


例えば、お金を使いすぎてはいけないというルール。


今持っている以上のお金を使ったり、月のお給料を最初の1日で使い切ったりした場合、後から大変な思いをしますよね。

なので、そうならないために、お金を使いすぎないようにするのです。
計画的にお金を使うということですね。


ただ、ここの理由がすっぽり抜けて、「とにかくお金を使いすぎてはいけない・計画的に使わなければいけない」というルールだけ一人歩きする状態になると、どうなるでしょうか?

子どもは、お金を使う自分のことが許せなくなったり、少し計画的でないお金の使い方をしている他の友だちに対して、いけないんだ!という気持ちが芽生えやすくなったりします。


こうなると、本来、幸せであるためのルールが、自他をジャッジする、苦痛を呼ぶルールになりますよね。


ですので、子どもにルールを提示するときは、どうしてこのルールなのか?ということを理解できるように伝え、本来の目的を意識させることが大切です。

特に、発達障害のあるお子さんの場合は、白黒つけやすい傾向にあり、絶対にこうするべきなんだ!と思い込みになりやすいため、理由を伝えることが大切になります。


本来の目的がわかれば、子ども自身の意志で幸せの方を選択しますよね。

自分の意志で選択していることがわかれば、やらされているという感覚にはなりづらく、苦痛も減っていきます。



他にも、「人から嫌われないようにしなければいけない」というルール。

これは、実現不可能なのです。。。

なぜなら、人それぞれ価値観が異なり、何によって嫌うか?がわからないからです。

完璧でない人は嫌い!もっと能力を上げた方がいい!という人もいますし、
完璧な人は嫌い!もっと抜けてるところがあった方がいい!という人もいます。


なので、こういった実現不可能なルールを子どもに課した場合、子どもは、最初はそれをやろうと頑張るのですが、どうしてもできない…。
できないとなると、段々と無気力になり、不登校にもなりやすくなるのです。


このように、本来は幸せであるためのルールなのに、そのルールで、苦痛になったり無気力になったりすることはよくありますよね。
私たち大人も、そういったことが、よくあると思います。

これを防ぐためには、視点を広く持ち、このルールは本来幸せのためにやっているということに気づくことがまず大切になります。
そして、それを知った上で、自分の意志で行動を選択することが大切になります。


まとめると、ルールは本来幸せのためにあるものだと気づく。
それを知った上で、自分の意志で選択する。
この2つをすることで、ルールに縛られたり苦痛になったりしづらくなります。


ということで、今日はルールについてお話ししました。


自分や他者を責めやすいお子さんや無気力な傾向にあるお子さんに、特におすすめの方法です。

この「ルールの目的に気づいて自分の意志で選択する」のも幸せのためですので、あなたの意志で選択してみてくださいね。


では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。

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