こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
今日はアスリートの方が、スポーツ心理学について話すセミナーを受けていました。
・トップで活躍するアスリートほど、ポジティブ思考をしている
・性格って変えられないと思っている人が多いけれども、心理学を知れば、誰でも変えられる
・他の人や環境、結果を変えようとして、エネルギーを消耗しない
といったお話をお聴きしました。
私は心理カウンセラーなので、本当にそうだなぁと思いながらお話を聴いていました。
また、自分自身も改めて、心理学というものを多くの人に伝えていこうと思ったのでした。
ということで、今日は、考え方や捉え方といった部分の心理学についてお話したいと思います。
あなたは、毎日が辛いと思っていませんか?
不登校の子どもが、毎日辛そうではありませんか?
多くの人は、辛い気持ちになった時に、出来事や周りの環境に原因があると思うことが多いのです。
あの人があんなことを言い出すから、辛くなったんだ。
あそこであんなことが起こったから、辛くなったんだ。
ただ、心理学では、そうではないと考えます。
同じ出来事でも、その人の考え方や捉え方によって、ポジティブになるか、ネガティブになるか、変わるからです。
例えば、朝、外に出ると、天気が雨だったとします。
その雨を見て、「うわー最悪!」と言い出す人もいれば、「空気が乾燥しなくなって良かった!」と言い出す人もいますよね。
同じ雨を見ているのに、2人の気持ちは全く別のようです。
これが、捉え方の違いなのです。
「えー、無理矢理ポジティブになれってこと?」と思われた方もいるかもしれませんね。
そうではありません。
実は、この捉え方は、過去の蓄積でできています。
先程の例で言えば、雨が最悪!と言った人は、周りにそう言っている人が多い中で育ったり、日常で何度も自分自身にそう言い聞かせたりしているのです。
その証拠に、生まれた瞬間から、雨が最悪だ!なんて思っている赤ちゃんはいませんよね。
ですので、これからは、別の捉え方をしていくようにすると、日々の生活が自然とポジティブなものに変わっていくということですね。
あなたは、目の前の出来事をどのように捉え、考えていますか?
不登校のお子さんは、学校での出来事をどのように捉え、考えていますか?
今日は、紙に書いてみてくださいね。
そして、もし、ポジティブな捉え方・考え方が見つかったら、そちらにシフトしていかれることをお勧めします。
では、今日は、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。