心理士のブログ

なぜ前はできていたことができないの?

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こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

「前はできていたのに、どうして今はできないんだろう?」

子どもの様子を見て、そんなふうに感じることはありませんか。

以前は一人でできていた着替えができない。
外に出ることを嫌がるようになった。
ちょっとしたことで怒ったり、泣いたりする。

「前はもっとしっかりしていたのに……」

そう思うことがあるかもしれません。

これは必ずしも「甘え」や「わがまま」ではありません。
心に大きな負担がかかっていると、それまで普通にできていたことにも、たくさんのエネルギーが必要になります。

たとえば、大人でも仕事で疲れ切っていると、普段なら簡単にできる家事さえ面倒に感じることがあります。
子どもも同じです。
不安や緊張が長く続くと、心の余裕が少なくなり、「やってみよう」という力が出にくくなることがあります。

だから、以前できていたことができなくなったときは、
「どうしてできないの?」
と責めるより、
「今は少し疲れているのかもしれない」
と考えてみることが大切です。

そして、いきなり元の状態に戻そうとしなくても大丈夫。

まずは、
「今日はここまでできたね」
「やってみようとしたね」
「手伝ってほしかったら言ってね」
と、小さな変化を認めてあげる。

安心できる時間が増えてくると、少しずつ「やってみよう」という力も戻ってきます。

できなくなったことだけを見るのではなく、今できていることを見る。

子どもの力は、なくなったのではなく、今は出しにくくなっているだけかもしれません。

焦らず、比べず、少しずつ。

「またできるようになる日」を信じて、今の子どもの姿に寄り添っていきたいですね。



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