
この一言でそんなに変わるなんて。
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんを支えている親御さんは、不登校のお子さんと話が出来ていますか?
おはよう、お休み、いただきます、ごちそうさま、などの声は聞くけれど、ゆっくり話したことはずっとないな、と感じていませんか?
言葉を掛けても、不登校のお子さんに届いているのか分からないと感じて、親御さん自身が落ち込んでしまうことはありませんか?
どうしたらいいのかわからない気持ちで親御さんが辛くなっていくと、こんなに愛しているのに、こんなに思っているのに、という親御さんの思いがとても強くなっていきます。
こんなにあなたのことを考えているのに、どうして変わってくれないの、という気持ちが強くなっていませんか?
親御さんが、子どもだった頃を思い出してください。
両親から、頑張って、と言われた一言で、すごくプレッシャーを感じたことはないでしょうか。
両親からの言葉ではなくても、先生や友達からの応援の言葉で、苦しくなってしまったことはありませんでしたか?
応援の言葉を受けて、子どもの頃の親御さんが苦しくなったのは、プレッシャーを感じたからではないですか?
・期待にこたえなければいけない
・できなければいけない
・失敗してはいけない
という思いで受け止めると、苦しくなってきますよね。
両親、先生、友達は、子どもの頃の親御さんを励ますつもりで声をかけたのに、子どもの頃の親御さんは、励ましではなく大きな期待と感じて、不快に感じてしまう。という状況になったということです。
励ましを励ましとして受け取れない状況が、今の、親御さんと不登校のお子さんの間でも起こっているということよくあります。
元気なお子さんを見たい。あの笑顔を取り戻してほしい。当たり前に学校に行って欲しい。と思うのは、当たり前の感情です。
ただ、この思いが強ければ強いほど、心が弱っているお子さんには、大きなプレッシャーとなります。
この期待に応えなければならない、と思えば思うほど、緊張で動けなくなり、動けない自分はダメだ、と自分で自分を否定していくことになるのあです。
親御さんは励ますつもりで行っていた声掛けが、不登校のお子さんには逆効果になってしまうこともあるのです。
人の脳は、言葉の内容よりも、声のトーンや温度を受け取ります。
親御さんが焦っていれば、焦りが言葉に乗るので、不登校のお子さんは焦りを受け取っていくのです。
親御さんの焦りを受け止めれば、動けない自分はダメだと思うでしょう。焦ることでますます動けなくなっていくのです。
まずは、親御さんがリラックスをしましょう。
子のは大丈夫。今の不登校の経験は、長い人生で考えれば必ず糧にしていくことができる。と不登校のお子さんのことを信頼していきましょう。
「今日もいてくれたありがとう」
「生まれてきてくれてありがとう」
と、伝えてください。
不登校のお子さんは、自分は存在していていいのか、生まれてこなかったのほうがよかったんじゃないか、と考えています。
この言葉で、学校に行けてない自分でも、いてもいいんだね。生まれてきてよかったんだね。と安心していくことができます。
「今日、何が食べたい」
と聞いてください。
不登校のお子さんは、自分は存在していていいのかと思っています。
聞いてもらえたということは、自分の気持ちを聞いてもらえた、ということになります。
存在していていいんだ、自分の気持ちを言ってもいいんだ、自分のことを分かってもらえるんだ、という安心感につながっていきます。
また、不登校のお子さんは、自分で選択する、自分で決める、ということが苦手なことが多いです。
自分の気持ちを伝えること、無数にある食べ物から自分が食べたいものを選択してい決めていくことは、苦手なことを少しづつできるようになる練習にもなります。
言葉を伝えるときに気を付けて欲しいことがもう一つあります。
それは、親御さんの表情です。
眉間にしわをよせた顔で、「今日もいてくれてありがとう」と言われても、不登校のお子さんは、不信感を抱くだけですよね。
親御さんがリラックスした状態で、言葉を伝えることが大切です。
不登校のお子さんが生まれた時に喜びを思い出してください。
鏡の前でご自身の笑顔を見てください。
優しい表情で、言葉を伝えてくださいね。
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最短で不登校を解決する方法とは? 《医師・不登校専門心理士(元スクールカウンセラー)監修》
