
無理だよ。無理だから。無理だもん。
こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんは夏休みどのように過ごしていますか?
不登校のお子さんを支えている親御さんは、どのような心持ちで見守っていますか?
夏休みどうやって過ごしたらいいのかがわからないというところが正直なところでしょうか?
夏休みに限らずですが、親御さん自身、そして不登校のお子さん、不登校のお子さんに兄弟姉妹がいるなら兄弟姉妹、家族みんなの口癖をみんなで見つけあっこしてみませんか?
どうして急に口癖の話をしているの?と不思議に思われていますか?
口癖って無意識に行っているものですよね?
ですので、自分の口癖って意外にわからないものなのです。
いつも一緒にいる家族なら、ああまた言ってるなっと、家族の口癖が分かるはずです。
お父さんの口癖はこうだよ。
お母さんの口癖はこれだよね。
お子さんの口癖はこうだよね。
という具合に、それぞれみんなで書き出してみましょう。
書き出すことでポジティブな口癖が多いのか、ネガティブのは口癖が多いのかということが分かってきます。

例えば、何をしてもつまらないと言う口癖を持っていたとしましょう。
ここでつまらないを20回言ってみてください。
気分はどうですか?
良い気分にはならないですよね。
なんとなく気持ちがずんっと重くなってきますよね。

では楽しいを20回言ってみてください。
なんとなく楽しくなってきませんか?
自分で楽しいって言いながらなんで20回も楽しいって言わなくてはいけないんだろうと思われたかもしれません。
楽しいって言ってる間になんとなくあれ、自分の楽しい事って何だろうと考えた方もいらっしゃいますよね。
自分の楽しいことイメージしたら楽しくなってきますよね。
つまり、口癖は知らない間に自分の気持ちや気分を左右しているということになるのです。
同じように口癖を言うのならつまらないと言っているのと楽しいと言っているのどちらがいいと思いますか?
楽しいと言って気分も楽しくなっていく方がいいですよね。
不登校のお子さんの親御さんは気持ちが沈んでいます。
学校に行けないから行かない。と自分で判断をしたのもお子さんです。
判断するまでには、何らかの嫌なこと辛いことがあったのです。
それは親御さんや大人からしてみればえ?というびっくりするぐらい些細なことかもしれません。
ですが、学校という狭い世界が自分の世界と思っているお子さんにとっては、とても重要な大きな出来事なのです。
その大きな出来事を体験したときに、お子さんは心の中では
嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
もう学校なんて嫌だ。
本当に嫌だよ嫌だ。
と、何百回も、何千回、何日、何十日も何ヶ月も繰り返してきてたのです。
心が沈んでいくのはわかりますよね。
お子さんが学校で嫌な思いをした時に、家の中が
ポジティブな言葉
心がほっとできる言葉
嬉しくなる言葉
が溢れていたらどうでしょうか?
嫌だ、嫌だを言ってきた気持ちが少し和らいでいきますよね。
お子さんは学校に行かないという決断をしました。
学校に行かないという決断は、自分を守るためだったのです。
自分を守るために大きな決断をしたことを認めてあげてください。
親御さんとしては、学校に行くのは当たり前に思っていたので、とても大きくショックな出来事だったということはよくわかります。
なかなか受け入れられない親御さんもいるでしょう。
ですが、ここは現実をしっかり受け止めましょう。
そして無理して、無理して、無理して頑張ってきたお子さんを受け入れてあげてください。
そしてお家で受け入れた時、お家の中では家族の口癖ネガティブな口癖ではなく、ポジティブな口癖に変えて普段から聞いてる言葉で気持ちが明るくなるような状況にしていきましょう。
今の自分の口癖を見つめてみてください。
まずは親御さんからやってみましょう。
お母さんの口癖って何だと思う?お父さんのことをよく何て言ってるのかな?とお子さんから聞いてみましょう。
そこで、お子さんが興味を持ったら、お子さんの口癖探し、もしようよと話をして誘ってみましょう。
ただ、この時にお互いそんなこと言ってるわけないよ。ということで喧嘩はしないでくださいね。
そんなことお母さんよく言ってるんだ。全然気づいてなかったよ。気づいていてくれてありがとう。
お母さんのこと言うことよく聞いてくれてたんだね。ありがとう。
と、気づいてくれてること、見つけてくれたこと、教えてくれたことに感謝の、ありがとうを言ってあげてくださいね。
不登校のお子さんは自分に自信が持てないでいます。
自分のことを否定して考えがちです。
自分のことが認められないでいます。
あ、こんなことで認めてくれるんだということを、安心感をいっぱいいっぱい感じられるようにしていきましょう。
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不登校についての、あれこれヒントになることが詰まっています。
そうだったのか、初めて知った、ということがきっとありますよ。
それでは今日も息を吐いて思いっきり深呼吸をして、頑張っている自分をしっかり褒めて1日をお過ごしてください。