心理カウンセラーのブログ

子どもの言いなりになっていいの?

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 こんにちは、
 不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。

 

 不登校の子どもが、毎日家でゴロゴロしていて、あれが食べたい、お菓子持って来て、飲み物が欲しい、ティッシュを取ってきて、など、親に対していろいろ要求してきたら、あなたはどのように対応しますか?

 召使のように扱われている感じて怒りを感じる方もいれば、言われたとおりに淡々と対応する方もいるでしょう。

 不登校の子どもが親を召使のように扱おうとするのが許せない、という話を聞くことがあります。

 子どもがそのような要求をするとき、かまってほしいという承認欲求があったり、自分の存在価値を確かめたいという思いがあったりします。

 親からしてみれば、自分が子どもの言いなりになっていると感じ、見下されているような気がして腹が立つということもあります。

 こんな時、まずは子どもの要求に全力で応えてあげることが大切です。

 子どもの言いなりになるのではなく、親が主体的に子どもの望みをかなえてあげようと自分の意志で子どもがして欲しいという事をしてあげるのです。

 わがままや甘えは良くないと言った考えは一旦横に置いといて、子どもためにできる限りのことをしてあげる、というスタンスで行動すれば、親子の信頼関係を築くことができます。

 

 子どもが「あれして」「これして」というときは、子どもと触れ合えるかけがえのない時間を楽しむつもりで笑顔で応えてあげると、そのうち親になんでも要求するという行動はなくなっていくでしょう。

 何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。

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