心理カウンセラーのブログ

不登校 嫌なことは続かない

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自分がやりたくないことを考えてみてください。それを毎日続けることできますか?

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

新学期がスタートしましたね。

不登校のお子さんの中には、別室登校には行き出したというお子さんもいるでしょう。
夏休みは元気だったのに、急に元気がなくなったというお子さんもいるでしょう。

不登校のお子さんの様子を見ていて、親御さんは心を痛めていますよね。

同じ悩みでも、自分の悩みのほうが楽と感じることありませんか?

それは、自分の悩みは自分でいかようにもできるからです。
お子さんの悩みは解決してあげたくても、なかなか思うようにはいきませんよね。親子といども別人格なのでどうしようもないのです。

ですので、ついつい

・なんで学校に行けないの
・教室で席に座っていればいいのに
・思い切って行けば、きっと楽しいのに

と思ってしまうことがありますよね。

不登校のお子さんは、学校に行くことがもうできないと思い、不登校になっています。
その原因は、お子さんによってさまざまですが、学校に行かなければ、原因から離れていられるのです。

親御さんも、ここは絶対に行きたくない、という場所はありませんか?

今はなくても、子どもの頃にありませんでしたか?

その時の気持ちを思い出すと、不登校のお子さんが学校に行きたくないという気持ち、わかりますよね。

分かるようでわからないな、と思う親御さんは、続けようとして続けられなかったことを思い出してください。

例えば

・毎日10分ジョギングする
・毎日100回腹筋をする
・毎日日記を書く

このように、自分によいことだから始めようと思い、続かないことっていっぱいありますよね。

どうして続かなかったと思いますか?

それは、苦手だったり、嫌いだったり、面倒だなという気持ちが出てきたからですよね。

苦手なこと、嫌いなこと、を続けることって、すごく大変なことなのです。

不登校のお子さんが学校に行くということは、苦手なことを、嫌いなところに行くことになります。

それには、とってもパワーがいるし、勇気がいります。

そして、学校ですからね。時間も10分ではありません。
10分は休み時間の長さで、授業は学校によってそれぞれですが、45分以上あります。

このように考えると、不登校のお子さんが学校に行くことは、そんな簡単なことではないということが分かりますよね。

では、どうしたらいいのか。

お子さんは学校行きたくないよと言いながら、楽しんで行っていたときもありましたよね。

学校が嫌なところではなく、楽しいところだったなということを、思い出せればいいのです。

学校が嫌なところと思っている気持ちを、認めてあげてください。

傷ついているお子さんの傷を癒し、自信を取り戻して、学校にスモールステップで行きながら慣れていくことが必要になっていきます。

久しぶりに行く学校です。心が癒えていても、勇気がいるので行きたくないとお子さんは思います。
そこを、優しく厳しくしっかりフォローしていくことで、学校に行くことが当たり前になりますよ。

では、どのようにフォローをしていけばいいのでしょうか。

そのヒントは、不登校カウンセリングセンターの無料メルマガにあります。
無料ですので、読んでみてください。

親御さん自身が、穏やかでいることで、お子さんも安心ができます。
親御さんのホッとできる時間を取ってくださね。

そして、不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーがいつでも寄り添うことを覚えておいてください。

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