流れに身を任せませてみましょう。
こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんの流れに身を任せるってどういうこと!?って思いますよね。
言葉通りのことなのですが、どんなことをイメージしましたか?
・お子さんの好きなようにさせる
・お子さんの言うことをすべて聞く
と、想像されてのではないでしょうか。
近からず遠からずです。
親御さんにのって欲しい、お子さんの流れとは、お子さんの気持ちです。
それって、
・不登校のお子さんの気持ちに寄り添いましょう
・不登校のお子さんの気持ちに共感しましょう
・不登校のお子さんの話を傾聴しましょう
と、いうことですよね。
と、思われた親御さんも多いと思います。
上の3つがすぐに出てきた親御さんは、不登校のお子さんを元気にしたいと色々勉強されているのだと思います。
初めて知った親御さん、聞いたことがあると思った親御さんも、今、不登校カウンセリングセンターのこの心理カウンセラーのブログを読んでくださっているので、やはり、不登校のお子さんを元気にしたいと思っていらっしゃるということですよね。
今、こうやって頑張っている親御さん自身のことを、ご自身で褒めてくださいね。
ちょっと、話がそれましたね。話を戻します。
上の3つは確かに行って欲しいことです。
3つの表現は、お子さんの気持ちをしっかり受け止めていくことです。
お子さんの気持ちの流れにのるとは、もう一つ、意識してほしいことがあるのです。
それは、親御さんの「こうでなければならない」という思い込み、観念(主観的価値観)を無くして欲しいということです。
例えば、
プールで浮くには体の力を抜くことが大切です。
人間の体は元々浮くのです。ですから、安心していいのです。
ですが、おぼれるのは嫌だ、水が怖い、と思ってプールに入れば、体は浮きません。
なぜなら、余分な力が入っているからです。
子どもの頃、川遊びをしていた人が、こんな話をしてくれたました。
気を付けていたのに、川の急な流れに足元をすくわれ、川に流されてしまった。
すぐそばに渦を巻いているところがあり、そこにはまったはらまずいと思い、それまでしがみついていたボートから手を放し、渦巻きに巻き込まれない川の流れに乗った。
ともかく、体の力を抜いて流されつつ、たまに手で舵を取った。
結構流されたけど、反対側の岸にたどり着いた。
もがくのは駄目というのをその時に学んだ。
親御さんが、不登校のお子さんの気持ちにどんなに寄り添っても、傾聴、共感しても、うまくいかない、効果がない、と思っているのなら、親御さんがまだもがいているからなのです。
親御さんはそんなつもりはないですよね。
親御さん自身の気持ちは置いておいて、ともかくお子さんの気持ち優先と思い、お子さんのことを支えてこられていますよね。
それでも、心のどこかで親御さんが
・学校に行かなかければならない
・不登校なんていけない
・勉強はしなければならない
・友達と仲良くしなければならない
というようなこだわりが強いと、お子さんは敏感にキャッチをしてしまうのです。
親御さんとしては、こだわりは捨てましたと思っていることと思います。
ですが、このこだわりが簡単に捨てられそうで、捨てられない時があります。
不登校の親御さんの今までの経験で、すごく悩んでいたことが、
急にバカらしくなったこと
もういいや、どうにでもなれ
と思えて、スパッと気持ちが晴れやかになったことありませんか?
不登校のお子さんに対する気持ちも、親御さんのこだわりがスパッと消えてこだわりがなくなれば、お子さんの気持ちに身を任せることができるので、お子さんの辛い気持ちがよくわかるようになるのです。
親御さんに分かってもらえているという安心感が、親御さんへの信頼感になり
信頼感がお子さんに居場所を作ることになり
居場所が家の外で多少辛いことがあっても大丈夫と思える心をつくり
大丈夫と思える心が、お子さんの自信となり、いずれ自立できる子に育っていくのです。
不登校のお子さんには思い切って、親御さんのこだわりを手放していただきたいと思っています。
そのこだわりを、不登校カウンセリングセンターでは観念(主観的価値観)とお話しさせていただています。
観念については、この心理カウンセラーのブログの検索で観念と入力してください。
不登校のお子さんの親御さんの重り(もがき・観念)を手放して、不登校のお子さんの気持ちの流れにのってみましょう。
とても難しい。ひとりではわからない。そう思っている親御さんもいらっしゃいますよね。
まずは、不登校カウンセリングセンターの無料メルマガに登録をして、無料メルマガを読んでみてください。
不登校のヒントが詰まっていますよ。
また、いつでも不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが寄り添うことを覚えておいてくださいね。
それでは、思いっきり伸びをして、深呼吸をしてください。
身体の力をまず抜いて、リラックスしてくださいね。