心理カウンセラーのブログ

不登校の子どもに勉強を教えるには

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 こんにちは、
 不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。

 

 あなたは、不登校のお子さんに勉強を教えようとしてもなかなかやる気を出してくれない、集中してくれない、と言うことに困ったという経験はありませんか?

 特に小学生くらいの子どもだと、親が子どもに直接勉強を教えているという家庭は多いと思います。

 人によって、自分が学びやすいスタイルというものがあります。

 絵で覚える、動画で覚える、読んで覚える、書いて覚える、それぞれ自分にとって得意な勉強の方法があります。

 親がつきっきりで子どもに勉強を教えていると、子どもが親のペースについていけなかったり、口頭で言われたことを理解するのが苦手で文章を読んだ方が得意だったりすると、思うように勉強が進まないのですぐに集中力をなくしてしまいます。

 親は自分が学んだ方法が良い方法だと思い、それを子どもに教えようとしがちですが、その方法が子どもに合うとは限りません。

 なかには、子どもに一生懸命教えることに集中して、子どもがしっかり理解しているかどうかを確認していない親もいます。

 そうなると、子どもはやる気をなくしかねません。

 

 勉強を教えてあげようという事よりも、勉強できる環境を整えてあげよう、という意識を持って、子どもが自分に合った勉強のスタイルを見つけられるように見守ってあげる方が、子どもは勉強が楽しくなり、やる気が出ます。

 自分に合った学習スタイルがわかれば、親がそばについて教えなくても、必要な情報だけ提供すれば、子どもは自主的に勉強できるようになります。

 教えるというより、サポートしてあげるというイメージで見守ってあげると良いでしょう。

  

何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。

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