こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、不登校のお子さんが食べ物の好き嫌いが多いとき、どのような対応をしますか?
不登校の子どもが偏食、つまり食べ物の好き嫌いが多い、特定の物しか食べない、という話を聞くことがあります。
「なんでもちゃんと食べなさい」「栄養バランスが大事」などといっても、好き嫌いはなくなりません。
感覚が敏感な子どもだと、少しの味や食感の違いも感じ取るので、同じ種類の食べものでも好き嫌いがわかれるので、A社のチョコレートは食べられるけれど、B社のチョコレートは食べられない、ということもあります。
こんなとき親としては、まず、子どもの感覚を大切にしてあげることが大事です。
親と子どもでは感じ方が違います。
親にはわからない違いが子どもにはわかることがあります。
逆に、子どもにはわからない違いが親にはわかることもあります。
親は、自分の感覚と子どもの感覚は違うのだということを意識して、子どもの感じ方を受け入れ、共感し、子どもの気持に寄り添いましょう。
好き嫌いをなくそうとする前に、子どもの、これが好きあれは嫌いという感覚を尊重し、嫌いなものを食べない、という行動を許してあげることで、子どもは安心できます。
食べ物の好き嫌いをなくすために何かをすることは大事ですが、その前に、子どもの好き嫌いを受け入れてあげて、子どもの感じていることを大切にしてあげましょう。
子どもの言動にどう対応して良いかわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。