心理カウンセラーのブログ

不登校 親の思い込みでジャッジをしない

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

人は、生まれてから成長していくときに、多くの人と関わりを持っていきます。

その関わりで覚えること、身につけることには、生きていくうえでいいことも悪いこともあります。
いいこと、悪いことは、人それぞれ違います。

Aさんが思う、身につけてよかった事は、Bさんには、身につけたくなかった事になる時があります。

Bさんが思う、身につけてよかった事は、Aさんには、身につけたくなかった事になる時もあります。

Cさんにとっては、Aさん、Bさんの身につけてよかったこと、悪かったことは、どっちでもいいんじゃないというくらい、気にならない場合もあるのです。

人は、色々な人と関わり、体験してきたことで、自分の考え方、思い込みを身に着けていくのです。
この思い込みを観念と言います。

不登校のお子さんは、お子さんの観念(思い込み)の、嫌だなと思う部分に何かが反応して、学校に行くことができなくなっています。

そして、何かは、不登校のお子さん、それぞれ違います。

不登校のお子さんの親御さんも、観念(思い込み)を持っています。
お子さんは親御さんの観念(思い込み)に影響されやすいです。

それでも、まったく同じということはありません。

不登校を解決していくうえで大切なことの一つに、親子関係がよいことがあります。
お子さんが親御さんを信頼していること。
親御さんに愛されている。親御さんには安心できる。という関係が必要なのです。

お子さんから信頼を得るには、お子さんの気持ちに寄り添うことです。
お子さんの話をじっくり聞き、お子さんのことを否定せず認めてあげることです。

お子さんの話をじっくり聞くときに、親御さんに意識してほしいことがあります。

それは、自分の観念(思い込み)で、お子さんの話の内容によい、悪いというジャッジをしないことです。

そのためには、できるだけ気持ちをフラットにして聞きましょう。

ですが、長年培ってきた観念(思い込み)は、簡単にはなくならないものです。

それでも、不登校のお子さんと話をするときは、お子さんの話を親御さんの観念(思い込み)でジャッジしないように聞くことを意識しましょう。

不登校のお子さんを包み込むような気持で聞いてみてください。


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