こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんは、家に居る間、何をして過ごしていますか。
スマホ、タブレット、パソコンをずっと触っている、というお子さんもいると思います。
もしかすると、親御さんもお子さんに負けないくらい、スマホを利用しているかもしれませんね。
普段、スマホなどを利用しているときに、動きが遅くてイライラすることはありませんか。
スマホなどを利用するのなら、気持ちよく楽しく使いたいですよね。
そこで、スマホの中も整理しましょう。
スマホの中も?と思っていただけたでしょうか。
もには、部屋をきれいにしましょうね、という思いが入っています。
人は生活していくうえで、五感を使って情報をキャッチしています。
五感は、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚です。
物が多く乱雑な部屋にいることは、視覚から脳に多くの情報を送っていることになります。
脳はその情報を処理することになるので、常にフル活動です。
そうなると、脳はゆっくり休むことができず、疲れてしまいます。
脳が疲れてしまうと、正しい判断ができなくなります。
身体も、心も疲れてきてしまうのです。
ですので、部屋はキレイに整理整頓しましょう。
そして、スマホ、タブレット、パソコンの中も整理していきましょう。
使っていないアプリが沢山ダウンロードされていませんか?
アプリが多いほど、あのアプリも欲しい、こういうアプリが欲しかったと、あれもこれもと欲しくなっていきます。
持っていないアプリに目が行って、持っていないといけないのではないかと思えてくるからです。
アプリが多いことで、本当に必要なアプリが探せない、すぐに見つからない、ということはありませんか?
大丈夫、そういうアプリはすぐに使える場所にあります。と思った親御さんはすごいです。
スマホなどの中を、整理されているということですよね。
つまり、すぐに使える場所にないアプリは、不要なアプリということになります。
思い切ってアンインストールしてみませんか。
おのアプリの整理、不登校のお子さんと一緒に行ってみてください。
思春期、反抗期のお子さんは、スマホの中を親御さんに見られることは嫌がるでしょう。
その時は、無理に一緒に行うことはありません。
スマホの中を整理しよう、と声を掛けてください。
部屋を整理するのと同じように、普段使っているスマホ、タブレット、パソコンの中を整理するだけで、心の負担が少なくなります。
整理をするとスッキリした、という気持ちになりますよね。
その後は、何も感じないかもしれません。
ですが、視覚から脳へいく情報は、アプリを減らした分だけ減っています。
それは、脳への負担が減っているということです。
脳にも、身体にも、心にも良い環境を作ったことになります。
親御さんとしては、不登校のお子さんに学校に行って欲しいと思っていますよね。
でも、何をどうしたらいいのだろうと思われているのなら、部屋の整理と一緒に、スマホ、タブレット、パソコンの中も整理しましょう。
不登校のお子さんと親御さんが気持ちよく過ごせる空間を作りましょう。
最後に、お子さんの許可なく、親御さんの考えだけでアプリを削除することはやめてくださいね。
不登校のお子さんは、自分は何でいるのだろう、と悩んでいます。
お子さんの許可なくアプリを削除することは、お子さんの存在を否定することになります。そうなると、お子さんは親御さんへ不信感を持つことになります。
不登校の克服には、お子さんがと親御さんの信頼関係が大切です。
ゲーム感覚で、いくつ削除したよと伝えあう。
ほら、こんなんにスッキリしたよと、親御さんのスマホのビフォーアフターをお子さんに見せるのもいいですね。
親御さんが不登校のお子さんのことでどうしたらいいのか迷ってしまうときは、不登校カウンセリングセンターのブログに、ヒントがあるので引き続き、読んでくださいね。
また、いつもで不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが、あなたに寄り添うことを、覚えておいてください。