こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
親が子どもに安心感を与え、子どもにとって頼ることのできる存在あることで、子どもは不安なく学校に行くことができます。
子どもが不登校になるということは、子どもが自分の意志で自分自身を守るための選択をしているということです。
人生においては、元気に活動できるときもあれば、調子が悪くて動くのがつらい時もあります。
それは、大人も子どもも同じです。
2022年の日本全国の小中高生の自殺者数は500人を超えて過去最多となり、政府も対策に乗り出しています。
誰にも相談できない悩みを抱え、相談しても真剣に聞いてもらえず、休むことも許されず、どうしようもなくなって最終手段を選ばざるを得ない状況まで追いつめられることを考えれば、「学校に行かない」という選択ができることは、子どもにとっても親にとっても幸せなことだとは思いませんか。
子どもが不登校になった時、親にとっては子どもの話に真剣に耳を傾け、子どもの気持を理解するチャンスです。
学校に行こうが行くまいが、子どもが生きていてくれる、それだけで幸せなことです。
生きてさえいれば、今がどんな状況にあろうとも、将来の人生を切り拓く方法は幾らでもあります。