こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
不登校のわが子に言いづらいけど言わなくてはいけないことがある。
でも、言ったところで、わが子は聞く耳を持ってくれないだろう・・・
こんな状況になってしまうことはありませんか?
親としてこれだけは譲れない。
今の子どもにはわからないかもしれないけれども、絶対にこれだけは言っておきたい。
でも、今伝えたところで、聞く耳を持ってくれないことは目に見えている。けど・・・
そんな八方塞がりなときは、第三者話法というものを使って伝えてみてください。
第三者話法というのは、直接伝えることがはばかられる場合に、第三者の言葉として伝える方法です。
たとえば、
「あなたの○○してしまうところが良くないから直した方がいい」
と直接言われるよりも、
「ある芸能人が○○してしまうって良くないって言ってたけど、あなたもそう思わない?」
などと他者のこととして伝えて、子どもが自分で気づくように促すかたちにするのです。
もちろん、子どもが自分のことと気づくとは限りませんし、伝わらないということもあるでしょう。
ただ、自分が伝えたいことは10分の1だけ相手に伝わるという法則があります。10のことを相手に伝えたいとしたらあなたは100伝える必要があるのです。
なので、1回言ってわかるとは思わず、諦めずに繰り返し何度も何度も根気よく伝えることが必要です。
そして、何より大切なのは、条件をつけないであるがままの子どもを受け入れることなのです。