不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
お正月は、子供にとって楽しいですよね。
不登校の子にとって正月は楽しいとは限りません
不登校の子にとって正月は楽しいとは限りません。
お正月には、普段合わない人と会うからです。
おじいちゃん、おばあちゃん、親戚のおじさん、いとこなどに会うかもしれません。
不登校だと、悪いことをしていると感じている子にとっては、何気ない一言がつらいのです。
「学校は楽しいか?」「学校で何が流行っている?」「クラブはどうや?」など学校に行っていないと答えにくいことばかり聞かれます。
だから、不登校を悪いことだと思っていたら、楽しくないのです。
お年玉はもらえたら嬉しいものなので、それを目的に行く子もいます。しかし、お年玉を後からもらえるなら行きたくないのが本音なのです。
行くか行かないかは本人の意思を尊重してあげるのが一番良いでしょう。
行くのであれば、子供の気持ちを察して、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚などにあらかじめ言っておけば良いでしょう。
また、そういう話題が出たら、助け舟を出してあげること子供は助かります。
例えば、おじいちゃんが、「〇〇ちゃん、最近、学校は楽しいか?」と聞かれていたとしたら、「宿題が多くて大変みたいだよ」などと、フォローしてくれると助かるでしょう。
不登校が悪いことではないと思っていたら、気を使う必要はないでしょう。
できれば、【不登校=悪いことをしている、ダメな奴】という方程式を書き換えた方がいいでしょう。
不登校=人とは違う貴重な経験をしている
人生はいろんな道があります。学校に行くという道もありますが、それ以外の道もいっぱいあります。学校に戻る道もあります。自由です。