不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
あなたは、「自分の考えが正しい。相手が間違っている」といつも思っていませんか?
私は思っていました。「どうして、間違いに気づかないのか?なんとかして、私の正しい見方を教えなければ」と考えてしまっていました。
- 「学校へ行くのは当たり前だろう」
- 「勉強しないと、立派な大人になれないよ」
- 「さぼるのはダメなこと」
- 「普通であるべきだ」
- 「道を外れると、目標に到達できないよ」
- 「良い高校を出て、良い大学を出て、良い会社に入って、結婚して、子供を産むのはが当たり前だろ」
- 「なんで、わからないのか?」
観念の勉強をしていくうちに、「もしかすると、自分が正しいと思っていることは自分や人を苦しめているだけかもしれない。自分にも間違っているところがあるかもしれない。自分の考えは絶対に正しいと思っていたけれど。間違っている可能性もある。そう思うようになってきました。」
相手が意見を主張してきたとき、以前は即座に間違っているという思考が浮かんできいましたが、今は謙虚になって受け入れて吟味できるようになってきました。そして、相手の意見と自分の意見を吟味した結果、相手の意見が正しいと思えれば修正していくようにしました。そう思えなければ、自分は自分、相手は相手と思うようになってきました。
中道ですね。どっちでもいいじゃない。この考え方があると生きやすくなります。
でも、観念は潜在意識であるため、普段気づくことができません。まず、自分が正しいと思っていることは間違っているかもしれないという前提で考えてみてください。
「いつも自分が間違っている。相手が正しい。」と思っている人は、逆をやってください。もしかしたら、相手が間違っているかもしれない。しかし、ここで大切なのは自分が正しいと思いすぎると、中道を超えてしまうことです。そうすると、「自分の考えは正しい。相手の考えは間違っている。」となって間違った方向に進んでしまいます。
中道が良いのです。中道を目指しましょう。そうすると、明るい未来が待っています。