不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
子供が不登校になったとき、支援の仕方には大きく分けて2通りあります。
再登校を目指す方法
再登校させる方法は、家での過ごし方は学校へ行っているときと同じようになるように仕向けます。朝は学校へ行く時間に起きて、制服に着替えて、学校の時間割通りに学習させてというようにします。ゲームやスマホも学校がある時間にはさせません。ゲームの時間も制限します。すべての基準が学校へ行っているときと同じように仕向けています。物理的な居心地の悪さを与えます。一方、心理的な居心地の良さは与え続けます。
自立を目指す方法
自立させる方法では、自由にさせます。ゲームを好き放題させます。子供の心理的な居心地の良さを与え続けて、エネルギーを貯めさせます。エネルギーが貯まって動き出すのを待ちます。
当然、時間がかかります。目標は学校へ行かすのではなく、自立です。
どちらにしても、「責任と自由」、「原因と結果の法則」を教えます
どちらの方法を取るかは、心理検査の結果や不登校の期間にもよるので、心理カウンセラーと相談することをおすすめします。
再登校を目指すなら、できるだけ早く心理検査をして、その子にあった支援をしてあげるのが良いでしょう。