不登校カウンセリングセンター
真鍋良得です。
親は子供が安心感を持てるような関わり方をして、親自身が幸せでいることが大切です。
不登校の子供にとっては、安心して過ごせる場所があることが大切です。
子供が自由に好きなことができる環境を作ってあげることが大切です。
ただし、これだけでは状況が変わらないこともあります。
「子供に干渉せず、好きなものを買い与え、学校に行けとも言わず、朝から晩までゲームしていても昼夜逆転でも、好きなようにさせています。安心して過ごせる部屋を与えて自由に好きなことをやらせています。」とおっしゃる人がいました。
その人の子供は、ずっと不登校のままです。
確かに一見安心して過ごせる場所があるし、自由に好きなことができる環境を作ってるようには見えますが、実はその人の子供はイライラしたり怒鳴ったりため息をついたりしている親を見て、不安な毎日を過ごしていたのです。
親がいつもしかめっ面でイライラしてることが多くて、愚痴をこぼすことが多く、子供の話しも聞いてあげないという状態だと、子供は家の中で心から安心して過ごすことができず、時々不安にかられることもあります。
子供は好きなゲームをずっとしていて楽しそうに見えるかもしれまんが、他にすることがなく、自分が本当に好きなことを見つけることができないと、ゲームの世界に入り込むことで自分の居場所をつくろうとします。
ゲームが本当に好きな子供もいるでしょうし、ゲームをすること自体が良くないわけではありませんが、それが本当に好きなことならもっと生き生きとしているはずです。
家庭が子供にとって心から安心して過ごせる場所であるためには、親子が心で通じ合うような関わり方をして、親が楽しい毎日を過ごすことが大切です。