心理カウンセラーのブログ

愛着障がいとは?

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの明石美和子です。

皆さんは、「安全基地」と言う言葉をご存知ですか?

安全基地とは、精神的に安定し、保護される保証がある環境を意味します。

子どもは養育者などの信頼を寄せる大人(=安全基地)があることで、自分から周囲の環境に関わっていき、自発的・自主的な人間に成長していきます。発達段階の中で行動範囲が広がることで、徐々に周りに興味を持ち始めます。周囲に興味を持ち始め、好奇心を刺激され徐々に行動範囲を広げようとします。しかし、新しいものに触れるとき不安や恐怖心も共に芽生えます。その気持ちを乗り越えるために、安心して帰れる場所があり、困ったら必ず助けてくれる大人がいることが、主体性を養うために必要なのです。

愛着障がいは、両親などの療育者との愛着が形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態を指します。

主な原因としては養育者からの虐待や離別があり、愛着がうまく形成できなかった子どもは過度に人を恐れたり、反対に誰に対しても馴れ馴れしく接してしまうといった症状が現れることがあります。

愛着が上手く形成されずに育っていくと、子どもの頃は問題視されずに回避出来ていた事が、大人になると上手く回避出来ずに自分の中の問題点として目の前に立ちはだかることに繋がっていきます。その状態を克服するためには安全基地となる存在が必要となります。

近年では、大人の発達障がいには小児期の愛着形成が関係しているとされます。そのためにも、まずは、自分自身と向き合ってみて自分の事を知る必要があります。時には、専門家の力を借りて克服する手段も一つの方法として考えることが出来ます。焦らずに慌てずにゆっくりと自身と向き合ってみてくださいね。

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