心理士のブログ

不登校のカウンセリングで心理検査をする理由

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こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

「いろいろな方法を試しているのに、なかなか子どもの様子が変わらない」
そんな悩みを抱えている親御さんは多いのではないでしょうか。

子どもを元気にしたい。
学校に行けるようになってほしい。

そう願って、声のかけ方を工夫したり、環境を変えたり、さまざまな支援を試してきたかもしれません。
それでも、思うような変化がないとしたら、一度考えてみてほしいことがあります。

それは、今のお子さんの状態を、どれだけ理解できているかということです。


たとえば、病院で体の不調を訴えたとき、医師は症状を聞いたり、必要な検査をしたりして、原因を探します。

不登校のカウンセリングでも、同じように、まず子どもの状態を知ることがはじめます。


そこで役立つのが心理検査です。

心理検査では、子どもの認知の特徴や得意・不得意、発達の傾向、心理的な状態などを理解する手がかりが得られます。


たとえば、先生の話は理解できても、複数の指示を同時に覚えることが苦手な子がいます。

周りから見ると「話を聞いていない」「やる気がない」と思われるかもしれません。

しかし、実際には情報を処理することに負担を感じているのかもしれません。

また、友達との関係や学校生活でストレスを抱え、心が疲れ切っている場合もあります。

こうした違いを理解せずに、無理に登校を促しても、子どもの負担を大きくしてしまうことがあります。

大切なのは、子どもによって必要な支援は違うということです。

まずは安心して休むことが必要な子もいれば、苦手なことを補う工夫が必要な子もいます。


心理検査は、不登校の原因を一つに決めつけたり、将来を予測したりするものではありません。

また、検査だけですべてがわかるわけでもありません。

面談や日頃の様子、学校での状況などと合わせて考えることで、より適切な支援につなげることができます。

検査結果を知ることで、親も子どもの行動の意味を理解しやすくなります。

「どうしてできないの?」が「こういうことが苦手だったんだね」に変わる。

その気づきが、親子の関係を変えるきっかけになることもあります。


不登校を解決するために、焦って今すぐ何かをさせようとする必要はありません。

まずは、子どものことを知ること。

そして、その子に合った関わり方を見つけていくこと。

子どもを変えようとする前に、子どもを理解する。

それが、不登校の子どもを支える大切な第一歩なのです。



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