心理士のブログ

不登校の子を持つ親の学校との関わり方

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こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

子どもが学校に行かなくなったとき、

「学校にどう説明すればいいの?」

「先生に何と言えばいい?」

「何度も休ませて申し訳ない……」

そんなふうに悩む親御さんは少なくありません。

学校から電話がかかってくるだけで緊張したり、先生との面談を考えるだけで疲れてしまったりすることもあるでしょう。

でも、学校との関わりで大切なのは、

「学校にどう思われるか」より「今の子どもに何が必要なのか」

を考えることです。


学校に伝えておきたい3つのこと

学校には、まず次の3つを伝えてみましょう。

① 今の子どもの状態

「朝になると不安が強くなる」

「学校の話をすると気持ちが不安定になる」

など、家庭での様子を具体的に伝えます。

② 今できること、難しいこと

「外には出られるけれど学校には行けない」

「先生とは話せないけれど、プリントは受け取れる」

など、できることと難しいことの両方を伝えましょう。

③ 親としてお願いしたいこと

「しばらく登校を強く勧めないでほしい」

「連絡は週に一度にしてほしい」

など、具体的な希望を伝えてみましょう。

これはわがままではありません。

子どもに必要な配慮をお願いするための大切なコミュニケーションです。


言いにくいことは「子どもの状態」を伝える

先生の対応を変えてほしいときは、責めるような言い方をする必要はありません。

「登校を勧められると、家に帰ってから不安が強くなっています」

というように、

先生が悪いという話ではなく、子どもにどんな影響が出ているのか

を伝えてみましょう。

学校と親が対立することが目的ではありません。

子どもにとってよりよい方法を一緒に探すことが目的です。


学校と考え方が違っても大丈夫

親は「今は休ませたほうがいい」と考えているのに、学校からは「少しでも登校させて」と言われることもあります。

そんなとき、

「私の考え方が間違っているのかな」

と悩まなくても大丈夫です。

学校には学校の立場があり、親には親の立場があります。

大切なのは、どちらが正しいかを決めることではなく、

「子どもにとって今何が必要なのか」

を共通のテーマにすることです。


親も無理をしすぎない

毎日の欠席連絡、先生との面談、学校からの電話……。

学校とのやり取りだけで親が疲れ切ってしまうこともあります。

そんなときは、連絡方法や頻度を相談してもいいのです。

親自身が心の余裕を失ってしまえば、子どもを支えることも難しくなります。

親が自分を守ることも、子どもを守ることにつながります。

学校に戻ることだけが、子どもの成長ではありません。

家から外に出られるようになる。

好きなことを見つける。

人と話せるようになる。

別の場所で学ぶ。

そんな一歩一歩も、子どもの大切な成長です。

学校との関わりで大切なのは、完璧に説明することでも、先生に理解してもらうために親が無理をすることでもありません。

子どもが安心して成長できる環境を、一緒につくっていくこと。

それが、親と学校が関わるときの大切な目標なのではないでしょうか。

そして、うまくいかないときは一人で抱え込まなくて大丈夫です。

別の先生に相談してもいい。

専門家の力を借りてもいい。

少し距離を置いてもいい。

子どもの人生は、学校だけで決まるものではありません。

今は立ち止まっているように見えても、子どもは子どものペースで、これからの道を探しています。

「あなたはあなたのペースで大丈夫」

そんな安心感を与えられる親でいることも、子どもの未来を支える大きな力になります。




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