
自分で言ったことがどうして守れないの!
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんを支援している親御さんは、不登校のお子さんの言葉を信じ、期待しているのに、またやれなかった、と落胆する日々を送っていませんか?
・明日は学校に行けそう
・明日は6時半に起こして
・このゲームが終わったら宿題やるよ
不登校になってからやれなくなっていたことを、お子さんがやると言ったとき、親御さんの気持ちは天に昇るほどのうれしさになることがあります。
やっと聞けた言葉に、明日は!と期待が膨らみます。
ですが、結局お子さんは動けないとういことが多くあります。
そして、喜びや期待が大きかった分、親御さんは落胆します。
この繰り返しをしていくことで、親御さんの中には、どうせ口先だけだよね。どうせ行かないでしよ。という気持ちが出てくるのです。期待と諦めが混在している状態です。
そしてついつい出てしまう「昨日、行くって言ったじゃない」という言葉。
親御さんは言ってしまったと自己嫌悪に陥ります。
期待してもまた裏切れられるかもしれない。
裏切られれば、また、怒鳴ってしまうかもしれない。
と思えば、親御さんが自分の心を守るために、どうせ・・・という気持ちが出てくるのです。
親御さんが無意識にしてしいる自己防衛です。
自己防衛は、不登校のお子さんもしています。
学校に行かないを選んでいるのは、自己防衛だからです。
なにから身を守っているのかは、お子さんそれぞれ違います。
お子さんは傷付いているから、自分で自分の身を守っているのだからと、いつか元気になってくれるのを待つしかない。という方法が、よいわけではないことを、多くの親御さんは知っています。
昭和時代と比べると、お子さんのことを叱ることが出来ない親御さんが増えています。
言うべきことは言う。
お子さんにお父さんなんて大っ嫌い!お母さんなんて知らない!と言われても、嫌われても言いうべきことは言わなければなりません。
お子さんを愛情込めて導くことができるのは、この世界で親御さんにしかできないことだからです。
不登校のお子さんも、親御さんに頼りたい、助けて欲しい、守って欲しい、導いて欲しい、と思っているからです。
では、叱るとはどういうことだと思いますか?
叱ると聞くと、怒るを連想する親御さんも多いのではないでしょうか。
まず、怒るとはどいうことか考えてみましょう。
怒りを感じるのは、自分の思う通りにならないとき、ならなかった時に出てくる感情です。
例えば、朝の忙しい時間にお子さんが牛乳をこぼした。となるとイラってきますよね。片付けるという余分な仕事を増やさないで、という気持ちになりますよね。
そんなときにお子さんに「何してるの、ちゃんとしなさい。さっさと拭きなさい!片付けなさい!」と怒鳴っていたと言う経験は誰にでもありますよね。
怒りは、親御さんの感情をそのままお子さんにぶつけていることになるのです。
では、叱るとはどういことなのか。
叱るとは、お子さんの将来のことを思い、愛情を持って伝えていくことになります。
全くちがうものということがわかりますよね。
今一つよくわからない、と感じている親御さんは、親御さんの子どもの頃を思い出してください。
子どもの頃、怒られたことは1度や2度ではないはずです。あれは、怒りをぶつけられていたんだな。あれは、叱ってくれていたんだな。と分けることができるのではないですか?
叱ってくれていたなを思い出すことが出来れば、親御さん自身もお子さんを叱ることが出来るはずです。
怒られてた時は、親に反発していましたよね。
叱られてた時は、ごめんなさい、が素直に言えていたような気がしませんか?
つまり、怒られれば反抗したくなり、お子さんの心にも怒りやイヤだという気持ちが残ります。
叱られた場合は、親御さんの愛情がこもっているので、お子さんの心に届くのです。
ここで、気を付けて欲しいことがあります。
愛情をこめて叱るのなら、いつでも何を言ってもいい、というわけではありません。
お子さんの心が限界に近い時、限界な時は、叱ることも逆効果になります。
親御さんも疲れ果てている時に、何か言われるのイヤですよね。
お子さんも同じなのです。
お子さんが限界に近い時とは、
・泣いているとき
・部屋にこもっているとき
・体の不調を訴えているとき
心が限界に近いということなので、愛情をこめて叱っても、お子さんには響きません。
回復を遅くしてしまいます。
では、叱る時はどういうときなのでしょうか。
それは、
・約束を破ったとき
・家族に暴言をはくとき
・昼夜逆転をしているとき
この状態は、お子さんの心が少しだけ落ち着いてきている時なので、いけないことはいけないと伝えていく必要があります。
やってもいいこと、いけないこと。を伝えていくこと。
自由には責任もセットであるよ、とういことを、愛情をこめて伝えていきましょう。
愛情をこめて叱るってどういこと?と思いますよね。
そのポイントは、
1.短く
2.行動を叱る
です。
だらだらと叱らない。人格を叱らない。ということです。
例えば、朝の忙しい時に、お子さんが牛乳をこぼしてしまった場合なら、
「こぼれた牛乳自分でふけるね」でいいのです。
そうすることで、自分でこぼしたから、自分で片付けをする、ということが身についていくのです。
この時に、あなたはダメな子ね、というようなお子さんそのもの、お子さんの人格を否定するような言い方をしないようにしていきましょう。
そして、もう一つ。
叱ったあとは、愛情を伝えましょう。
愛情を込めて叱っているのに、愛情を伝えるの?と思われているかもしれませんね。
怒りと叱りは違うと分かって行動しているのは親御さんで、お子さんには、違いがはっきり分からないこともあります。
叱りであっても、お子さんの受け取り方では、怒られたになる場合もあります。
ですので、親御さんがお子さんのことを愛しているから、大切だから言ったんだよ、と伝えてください。
親御さん自身、あのときに怒られたことは、自分に対する親の愛だったのか、と気づくことがありますよね。
大人になってから気づくのと、叱られた後に愛情からだと知るのであれば、どちらが心が安定しいると思いますか?
叱られた後に、愛されているからこそ、大切にされているからこその言葉だったんだ、と分かる方が、心が安定していますよね。
ですので、お子さんに、愛している、大切にしているということを伝えて言ってくださいね。
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最短で不登校を解決する方法とは? 《医師・不登校専門心理士(元スクールカウンセラー)監修》
