不登校カウンセリングセンター
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
今日は秋分の日。
一日の半分が太陽が照らし、半分が月が照らす日ですね。
私たちはその、ちょうど真ん中に立っている気がします。
不登校、登校しぶりの子を持つ親のあなたは、
一番になったことはありますか?
義務教育を受け始めてから、
学校の出来事のほとんどが、
「よーい、どん!」という風に
先生の号令から始められることがありますね。
学校教育のほとんどは、
学年制になっており、
その年齢に応じた教育の平均値の教育を
受けられることが主となっています。
つまり、「普通」ということです。
テストでいう良い悪いの間の、
平均値ということですね。
その、学校教育の中でさまざまな経験をしながら、
興味のあること、苦手なこと、好きなことを
見つけていくことができますね。
そんな中でも、
授業参観、運動会の時はどうでしょうか?
たとえ他の生徒と比べることはあっても、
不登校、登校しぶりの子を持つ親のあなたは
我が子を一番に見つけていましたよね。
不登校、登校しぶりの子を持つ親のあなたの親も
あなたを一番に見つけていたはずです。
それは故に、
愛情を注ぎたい一心で見つけているはずです。
時には傷つけてしまうような一言を言ってしまったかもしれません。
けれどもそのほとんどは、あなたが子供の頃も、
不登校、登校しぶりの子を笑顔にしたくて、
言っているのは変わりはないのです。
子育ての最終目標は自立です。
その自立に向けて、
成長していくのは子供と同じく、
親であるあなたも成長していくのです。
もし、不登校、登校しぶりの子を持つ親のあなたが
子供のことを一番に考えているとしたら、
それは決して間違いではありませんが、
その前に親であるあなたの気持ちはどうでしょうか?
本当にやりたいことはないのでしょうか?
学校に行けない子供は、親であるあなたの気持ちを
あなたと同じように一番に考えています。
親であるあなたが、不登校、登校しぶりの子を見て
悲しんでいたら、子供も悲しんでいるのです。
親であるあなたが、不登校、登校しぶりの子を見て
怒っていたら、子供も怒っているのです。
親は常に冷静でいることが大切です。
冷静に出来事を見ていると必ず解決策は見えてきます。
まずはそのために、
不登校、登校しぶりの子を持つあなたも
自分らしく生きていくことが大切なのです。
なぜなら学校には偏差値があります、ですが、
…人生には、「普通」はあり得ないのです。
方法は簡単です。
あなたが嬉しい、ワクワクすることをやってみるのです
前から気になっていた喫茶店に行ってみてもいいでしょう。
図書館へ行って読みたかった本を読んでもいいでしょう。
お花を買ってきて飾ってみてもいいでしょう。
たまにはご主人と外食に行ってきてもいいでしょう。
新しい趣味を始めてみてもいいでしょう。
するとどうでしょう。
不登校、登校しぶりの子を持つ親のあなたが楽しんでいると、
子供も新しい一歩を踏み出すことができるのです。
言い換えると、
親であるあなたが、不登校、登校しぶりの子を見ても
ニコニコしていたら、子供もニコニコしてくるのです。
不登校、登校しぶりの子を持つ親のあなたも、
不登校、登校しぶりの子供も幸せになるために、
生まれてきました。
そのためにはまず、親であるあなたが、
幸せになるお手本を見せてあげてくださいね。
そう、不登校、登校しぶりの子のことを考える前に、
まずは親であるあなたの気持ちを一番に考えてあげてくださいね。
なぜなら人間は、
自分を大切に思うのと同じくらいに、
他者を大切に思うことができるのですから…