
不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
2学期になり、行事が多く勉強も難しくなってきました。
この時期は学校恐怖症の子どもが増える時期でもあります。
「親の期待に応えたい」「ママを悲しませたくない」
「まだ大丈夫」「まだやれる」など子どもは自分を偽って
頑張りしぎてしまい、そして限界を迎えてしまいます。
それで「学校が怖い」となって、学校に行けなくなってしまいます。
学校恐怖症になりやいのは、
ストレスに反応しやすい、ネガティブな思考に偏りやすい傾向にあることです。
ストレスに反応しやすい脳とは、感情を司る脳の扁桃体が過剰に反応して
不安を強くなることです。

通常だと、扁桃体の過剰反応を抑制するために、
理性を司る脳の前頭前野が反応するのですが、
ストレスを受け続けることによって、この前頭前野の働きが鈍ってしまっているため
扁桃体の過剰反応に対処できずに不安が増大してしまいます。
ネガティブ思考に偏りやすいのは、
繊細な気質を持っていたり、認知の歪みやイメージ力が乏しいからです。
なので、まずは扁桃体の過剰反応をしないように、
規則正しい生活をする、自然に触れる、朝日を浴びる、
適度な運動や散歩をするなどをしていくことですね。
そして、子どもが何をどう感じているのかをしっかりと聞くことです。
しっかりと聞くことで、
子どもの思考癖や物事の捉え方の傾向がわかってきます。
聞き方のポイントは、ママのアドバイスや意見は言わずに
子どもの話を聞くことですね。
子どもの話を「そんなことはないよ」とか
「そんなふうに思わなくてもいいんだよ」とか言って遮るのではなく、
「うんうん」「そう思っているのね」「それで・・・」と言うように
相槌や促す話し方をしながら聞くことですね。
試してくださいね。
不登校のことで気になることがありましたら、気軽に相談してください。
大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。
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