こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
子どもに共感してあげたい、子どもの言動をありのままに受け入れたい、でも、ちゃんとしつけしなくて大丈夫なのか、将来の自立のためには良くないことは良くないと教えてあげないといけないのではないか、と不安になるということはありませんか。
子どもに正しい知識を教えることは、もちろん大切ですが、子のこととは別に、子どもが今どんな気持ちでいるのかを思いやり、親が子どもの気持を理解して受け止めてあげることが必要です。
たとえば、子どもが友だちに暴力をふるった時、暴力をふるってはいけないことはしっかり伝える必要があります。
その時、ただ良くないことをしている子どもを責める気持ちや、情けない思いをしている親の気持ちを表すのではなく、何があったのか、なぜ子どもはそのような行動をしたのか、その気持ちを思いやり、理解してあげることが大切です。
親が共感してくれることで子どもは安心感を覚え、自分自身の気持としっかり向き合うことができるようになります。
自分の気持を理解してくれる人がいる、そして、自分自身が自分の気持を理解できている、そのことが心の支えとなり、行動する力となります。