こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
突然ですが、不登校の子どもを持つ親御さんであるあなたは、毎日が楽しいですか?
まさか!
毎日大変だよ!!
子どもが不登校なんだから、楽しくなんていられないよ!
そう感じる親御さんが多いですね。
実は、不登校の子どもや不登校の子どもを持つ親御さんは、心理学でいう「禁止令」というものを持っていることが多いのです。
禁止令とは、幼少期に身につける「こうなるな!」「こうであってはいけない!」という禁止の命令のことです。
禁止令というのは13個あると言われているのですが、これを持っていれば持っているほど、思考や行動い制限が生まれるようになります。
禁止令の一つに、「(感情を)感じるな」というものがあるのですが、これを持っている不登校の子どもの場合、素直な感情を表現することができなくなっていきます。
そうすると、楽しむこともできなくなっていきます。
「楽しいことをした後に罪悪感を感じる…」
「常に苦労していなきゃいけない!」
こんな風な思考をするようになるのですね。
つまり、禁止令が多いほど、ありのままの自分ではいられなくなるし、自己否定も強くなるし、自己肯定感は育たず、不登校の解決は遠ざかっていってしまいます。
では、こんな禁止令を解除し、不登校を解決していくにはどうしたら良いのでしょうか?
子どもが、カウンセリングを受けて、少しずつ禁止令に気付いていくというのも良い方法ですね。
カウンセラーは○○ではいけない!といった思い込みに気付く達人でもあります。
そして、何より、親御さん自身が禁止令を解除していくことが大切になります。
親御さんが人生を辛そうに生きていたら、子どもも、人生は辛いものだと思うようになります。
親御さんが楽しむことを禁止していたら、子どもも、人生は楽しんではいけないものだと思うようになります。
不登校の子どもの親御さんであるあなたは、毎日楽しいですか?
もし、親御さん自身も、楽しんではいけない・苦労しなきゃいけないといった思いがあるのであれば、手放していかれることをおすすめします。
それが、不登校の子どもの人生のパターンを変えていくことにもつながります。
もし、詳しく知りたい場合は、初回面談にてお尋ねくださいね。
ということで、今日は、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
楽しんではいけない!?
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