不登校カウンセリングセンター
真鍋良得です。
親が子どもに対して、対等な立場で接することが不登校の解決を早めます。
不登校の子どもは、学校にも行けない自分に対し、「みんなちゃんと学校に行ってるのに自分は学校にも行けないダメな子」といった劣等感を持っていることが多くあります。
そんな子供に対し、上下関係のない対等な立場で子どもに接し、1人の独立した人間として子どもの人格を尊重することが、子どもに自信を与え、劣等感の解消につながります。
「上下関係のない」というのは、親を敬わなくていいとかそういうことではなく、親の方が偉いんだとか、親の方が経験があるから親の言うことを聞いた方がいいとか、どちらかが優れていてどちらかが劣っているといった考えをなくしましょう、ということです。
子どもが親より劣っているように見えるのは、知識や知恵が少なかったり、体がまだ十分に発達していない、というだけのことであって、人としての価値は親も子も同じです。
あなたは、何ができても何ができなくても、人としての価値は変わりません。
生まれたての赤ん坊でも、100年生きた人でも、人としての価値は変わりません。
学校に行こうが行くまいが、かけがえのない大切な人として、子どものことを心から信頼し、全力で応援してあげましょう。