こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
わが子が不登校や登校しぶりの状態になってしまっているときに、
宿題など、やらなくてはいけないことや、やるべきことができなくて、
「こんなこともできないようじゃダメだ」
という思いがあって学校に行けなくなってしまうことがあります。
できない原因を探していくとたくさん出てくるかもしれません。
もちろん宿題することや勉強することがすべてではありません。
でも、できなくて学校に行けなくなるほど困っているということについて、親子で一緒に考えていくことが大切です。
・宿題・勉強をすると、子どもさんにとってどんないいことがあるのか、
・将来どんなことにつながるのか
・やらないとどんなことになるのか
・どのように勉強したらよいのか。
それから、
・生活リズムを整える。睡眠をしっかりとる
・スマホ・SNS・ゲームとはどう付き合っていくのか
など、お子さんと話し合ってみて下さい。
年齢が低ければ、親が管理しなくてはいけないことも多くなるでしょう。
目標は最終的には自分でコントロールできるようになることです。
そして、お子さんの「こんなこともできないようじゃダメだ」という気持ちの奥には、
本当は「ちゃんとやらなくてはいけないんだという気持ち」や、「やりたい気持ち」を持っているのですね。
でも、「ちゃんとやらなくてはいけない」という気持ちが強すぎてしまうと、自分を苦しめてしまうことになってしまいます。
この「ちゃんとやらなくてはいけない」というところが観念・基準として子どもの中にあるわけですね。
観念とは、主観的なものごとのとらえ方です。
あまりにも「ちゃんとできなくてはいけない」という観念が強すぎると、
その基準を満たしていない自分が許せなくなってしまって、不登校の原因にもなることもあるのです。
なので、子どもさんがどのようなものごとのとらえ方をしているのか、つまり、どのような観念・基準を持っているのかを探してみてくださいね。
お子さんが、
どんな基準を持っているのか?
どんな観念を持っているのか?
ここを見つけることが、不登校を解決する、不登校を再発させない、ということを考えるときにとてもポイントになってきますよ。
なかなか見つけるのが難しいといったときには、不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーがお手伝いいたします。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。
今回は黒瀧素子がお送りしました。