心理カウンセラーのブログ

見られているとできないのはどうして…?

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。

突然ですが、

あなたは、不登校の子どもが、緊張しやすいと感じることはありませんか?

不登校の子どもが、普段はうまくできることなのに、人前だと失敗してしまうことはありませんか?

あなたは、不登校の子どもに、こうできないとダメだ!こうなるべきだ!という指導を強くすることはありませんか?


勉強でも仕事でもスポーツでも、何かしら、人前で成果を発揮する場面というのはありますよね。

何かの発表だったり、何かの試験だったり、何かの大会だったり…


こういった時に、緊張しすぎたり、普段の実力をうまく発揮できなくなったり、心身が不調になったりして、悩む不登校の子どもは多くいます。

大人でも、こういったことはありますよね。


なぜなのでしょうか?

今日は、見られているとできない理由についてお話していきます。

緊張するのは、高い基準(観念)があるから

まず、緊張するのは、高い基準 (観念) があるからです。

・こうできなくてはいけない
・人からこう思われてはいけない
・こうでないとかっこ悪い
……などなど、私たちは、たくさんの基準 (観念) を持っています。


それを満たせるかなぁ?となった時に、緊張するのです。

もちろん、緊張が悪いわけではなく、ある程度の緊張は人を強くしてくれるかもしれませんね。


ただ、その緊張が過度になりすぎると、うまく成果が出せなくなるということが起きてくるのです。


例えば、「人から嫌われてはいけない」という高い基準を持っている子の場合、人と話す時は、かなり緊張します。

よく考えると、誰からも嫌われない人はいないのですが、それでも、嫌われてはいけないという基準を持つことは、かなり高い基準を設けることになりますよね。
そうすると、達成できるかなぁ?とすごく緊張しますよね。

それで、会話がしどろもどろになったり、自分の会話にダメ出しばかりしたりして、結局基準を達成できません。
達成できないと、さらにまた緊張がエスカレートするという悪循環になってしまうのです。
(これは昔の私のことでもあります😂)

さらに行くと、無気力になり何もできなくなったり、社交不安障害などの精神疾患を起こしたりすることもあります。


ですので、高い基準があり、それを満たせるかな?となった時に緊張するのです。

人前でうまくできない方の場合、「人からこう思われなければいけない」といった高い基準がある可能性が高いです。

そして、この基準は、生まれた時から持っているわけではなく、過去の経験から身につけているに過ぎないのですね。


適度なリラックスが一番成果を発揮する


確かに、不登校の子どもに良い結果を意識させるのは大事ですが、少し考えてみてください。

・そうでなくてはいけない
・そうでなければダメだ
・失敗したら後がない

とまで、不登校の子どもを追い込むと、かなり緊張しますよね。


そうすると、緊張から来る失敗が増え、成果を発揮するのも難しくなってしまうのです。

結果に執着させると緊張を招き、逆に結果を出すのが難しくなるという本末転倒なことが起こり始めるのです。



では、どうしたらいいのでしょうか?

もちろん全力は発揮するけれど、思い通りの結果にならないこともあるよなぁと考えたり、失敗したらこうすればいいんだというリカバリーができたり、こういった柔軟性のあるメンタルを持つことが適度なリラックスを生みます


飛行機に乗るときもそうですよね。
トラブルが起きないのが一番良いのは大前提ですが、もしもの時のために、酸素ボンベや避難方法が用意されているからこそ、リラックスして乗ることができますよね。


ということで、適度なリラックス状態を作るには、こうならなければいけない!・こうでなければダメだ!といった高すぎる基準を手放し、どんな結果になってもリカバリーできるような心構えでいることが大切なのですね。

親御さん自身は、不登校の子どもにできなかった時のリカバリー方法を教えてあげたり、何かにチャレンジした結果が、どんな結果になったとしても、不登校の子どもを信頼したりすることが、子どもの自信にもつながるのですね。


ぜひ、意識してみてくださいね。


ということで、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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