
「ガマンの人生」を手放したとき、親子の世界が変わった
こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。
かつての私は、
「学校はつらくても行くべきもの」
「社会に出たら我慢が大事」
そう信じていました。
自分がそうやって生きてきたから、
子どもにも「我慢して乗り越える力をつけてほしい」と思っていたのです。
でも、あるとき気づいたんです。
私自身が“我慢の人生”を生きてきただけであって、
それが正しい生き方だとは限らない、と。
本当はしんどくても、
「頑張らなきゃ」「周りに迷惑をかけちゃいけない」と思いながら、
心の声を無視して走り続けていました。
だから、我が子の「つらい」「行きたくない」という気持ちにも、
心から寄り添えなかったのかもしれません。
子どもが教えてくれた「もうガマンしなくていいんだよ」
不登校になったわが子を前に、
「なんで行けないの?」
「ちょっと頑張れば大丈夫なのに」と言いたくなったこともありました。
でも、ふと気づいたのです。
朝起きられない、やる気が出ない――
それは“怠け”ではなく、心の限界のサインだと。
もしかしたら、
「我慢して頑張る」という私の生き方を、
子どもが鏡のように見せてくれていたのかもしれません。
「お母さん、お父さん、もう自分を犠牲にしなくていいよ」
――そう言われているように感じたのです。
親が自分の人生を楽しむと、子どもも生きやすくなる
それから私は、「ガマンをやめる」ことを意識するようにしました。
やりたくないことを無理して頑張ることを減らし、
好きなことを少しずつ取り戻していったのです。
たとえば、
・毎朝ジョギングをする。
・どうしてもやりたくない仕事は断る
・体調が悪い時は仕事を休む
そうやって、好きなことをしたり、イヤなことをやめたりするうちに、
少しずつ心が軽くなっていきました。
不思議なことに、
私が自分を楽しませるようになった頃から、
子どもも少しずつ笑顔を見せるようになったのです。
親が「自分の人生を生きている」とき、
子どもは安心して「自分の人生を生きられる」のです。
ガマンを手放すことは、子どもへの最高の贈り物
不登校の子どもを前にすると、
「どうすれば学校に行けるようになるか」ばかり考えてしまいます。
でも、いちばん大切なのは――
親自身が「幸せを感じて生きる姿」を見せることです。
「お母さん、お父さん、楽しそうだな」
その姿こそが、子どもにとって希望になるのです。
今日から、少しずつでいいので、
“我慢の人生”を手放してみてはいかがでしょうか。
あなたが自分を大切にすれば、
子どもも自然と、自分を大切にできるようになるでしょう。
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