心理士のブログ

元気な不登校

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元気になってきたから学校に行けるよね。

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

不登校のお子さんの心が落ち着いてくると、家では元気になってきます。

元気な姿を見ることができるのは、親御さんにとっても嬉しいことですよね。

とても暗い顔をしていたお子さんが元気になってこれば、これは学校に行けるのではないか。と、親御さんは期待をしますよね。

ここで、お子さんの元気がどんな元気なのかを観察する必要があります。

から元気

不登校のお子さんは、
学校に行かなくてはいけない。
親に心配をかけてはいけない。

という気持ちがあります。

ですので、表面的に元気にしている場合があります。

フリースクールに通うことができるお子さんもいます。

ですが、生きづらさや、なんらかの不安を抱えています。

家では元気

家では心から安らげ、居場所があるのという安心感があるから元気なのだけど、外に行くことは嫌だと拒否するお子さんもいます。

外に行くのが嫌だと思うのは、外に不安や怖さを感じるからです。

・友達に会ったらどうしよう
・先生に会ったらどうしよう
・何かいわれるのではないか
・周りの視線が気になる

など、不安が残っているのです。
ですので、学校の話をすると暗い顔に戻ってしまうことがあります。

この場合は、お子さんの不安が何なのか。
なぜ、不安に思うのかを見つけていく必要があります。

本格期で元気

不登校の6段階の4段階目。本格期に入っているお子さんです。

心も身体も元気。学校に行かなくはいけない、という気持ちもなくなり、外出もできるお子さんもいます。

学校の友達と遊ぶのも平気です。
学校の時間に、親御さんと出かけることも平気です。

なかには、学校の行事だけなら、特に負担やストレスなく行ける子もいます。

この場合は、学校に行くという気持ちを戻すことが必要になってきます。
不登校の6段階の3段階目。葛藤期に戻す必要があります。

本格期で元気なお子さんには、積極的に学校の話や、友達の話、親御さんが子どもの頃はこうだった、という話をしていくことが必要になってきます。

から元気と家では元気のお子さんには、学校の話をするよりも、どんな不安があり、どうして不安に感じるのかを知ることが必要になります。

不登校のお子さんに一番必要なのは、親御さんから愛されていると実感できることです。
ここに居ていいんだと思える安心感です。
理解してもらえていると思える環境です。

ご自宅が、お子さんにとって、精神的に安心できる場所にしていきましょう。

精神的にというのは、
お子さんと向き合う時間を作る。
お子さんの話を聞いてあげる。
お子さんの出来たことなどを伝えていく。
お子さんを愛していると伝えていく。
ということです。

ゲーム三昧OK。
昼夜逆転OK。
お小遣いをいくらでも上げる。
という、物理的なことではないので、勘違いしないでくださいね。

不登校のお子さんが、不登校の6段階の本格期なのか、本格期ではないのかは、心理検査で分かります。

不登校カウンセリングセンターで、心理検査を受けることができます。
気になる方は、声を掛けてください。

いつでも、不登校カウンセリングセンターの心理士が、寄り添うことも覚えておいてくださいね。

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それでは、不登校のお子さんの頑張りと、支えている親御さん自身を思いっきり褒めながら、今日をお過ごしください。

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