こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、子どもが言うことを聞いてくれなくて困る、ということはありませんか。
不登校の子どもはずっと家にいるので、親と一緒にいる機会が多くなり、言ったことも守ってくれないと、イライラしてくる、という話を聞くこともあります。
何かを伝えるときに、言葉の使い方次第で相手に与える印象が変わり、言ったことをやってくれることが多くなる、ということがあります。
部屋を出る時に電気を消すように言っているけど、何度言っても消してくれないという時、あなたなら何と言って伝えますか。
「ちゃんと電気消しなさい」
「また、電気つけっぱなしにしてるよ」
という言い方よりは
「電気消してきてね」
「電気ついてるよ」
という言い方の方が強制されている感じが弱まるので、子どもは受け入れやすくなります。
どんな気持ちでそれを伝えるのかも大事です。
「何度も言わせないで欲しい」という気持ちだと言葉がきつくなりがちですが、「必要なことだから教えてあげよう」というやさしい気持ちで伝えると言葉が穏やかになります。
また、親の考えを押し付けるのではなく、なぜそれが必要なのかを理解してもらうことも大切です。
電気を消さないとどうなるのか、消すとどうなるのか、そのことをわかるように伝えたうえで、必要なことができていない時にはお知らせしてあげる、という意識で言葉を掛ければ、子どもに親が望む行動をしてもらえるようになります。
何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。