こんにちは。不登校カウンさリングセンターの水野幸子です。
今の社会には、情報があふれています。
昭和の時代の情報と言えば、新聞、テレビ、ラジオ、本、雑誌がメインでした。
令和の現在はどうでしょう。
インターネットで個人が世界中の人とつながることができ、膨大な情報が毎日流れる時代です。
この情報をどのように選ぶのか。
どのように感じるのか。
そのとらえ方で、不登校のお子さんの気持ち、親御さんの気持ちに大きく影響をします。
あなたは情報を摂りすぎていませんか
あなたはネガティブな情報に流されていませんか
あなたは信頼していたはずの先生を疑いだしていませんか
その情報は、本当に正しいですか
情報の振り回されないように、情報に溺れないようにするにはどうしたらよいでしょうか。
目的を忘れない
不登校のお子さんを学校に行けるようにしたい。以前のように笑って学校に行ってほしい。と思うのは、親御さんが思うのは当然です。
そのために、インターネットからたくさんの情報を得ますよね。
その時、あっちも、こっちも、これも、あれもとネットサーフィンになっていませんか。
情報をたくさん集めすぎて、何を探していたのか迷子になっていませんか。
今、どんな情報を探していたのか、目的を忘れないようにしましょう。
目的に関連して、気になる情報がでてきたときは、あとで調べられるようにメモしておきましょう。
自分をしっかり持つ
情報をたくさん集めていると、正反対のことを言っているデータにたどり着くことがありますよね。
その時に、不登校の親御さんはどちらの情報を得るのか。どちらの情報も得るのか。どのように情報を解釈していくのか。ということになったことがあるのではないでしょうか。
この時のポイントは、自分の意見をしっかり持っておくことです。
大切なお子さんが、突然不登校になれば、不登校に関しての情報を集めますよね。
最初は真っ白でも、そこに調べただけの情報がどんどん書き込まれていきます。
情報を得ながら、自分がどうしていきたいのか、どんな考えかたに賛同しているのかを、不登校のお子さんには何があっているのかなど、意識をしていきましょう。
わからないなりに、自分の意見を持っておくことが大切です。
私の体験
ママ友から、部活の顧問のよくない話を聞いていました。顧問の生徒に対する接し方は私も良くないと感じました。
実際に、息子のことで顧問と話したことがあります。ただ、息子の場合は部活が違っていたので、部活の顧問としてではなく、先生として話をしました。
ママ友から話を聞いた時の嫌悪は感じませんでした。それどころか、息子にとってはいい先生と思ったのです。
ただ、先生と話をするときに気を付けたことはあります。それは、色眼鏡を外すこと。
ママ友からの情報は、あくまでもママ友の価値観(観念)を通した情報であること。部活の顧問という立場での話であること。私は、私の価値観で先生を受けとめる、ママ友からの情報は聞いていないことにして、先生に会いました。
情報を集めすぎない
時間を区切る。ここからしか情報を取らない。というように制限を決めて、情報を集めるのも一つの方法です。
情報を集めすぎて、ネガティブな情報ばかりに気持ちがいき、思うよに結果が出ない、とういことになりかねません。
私の体験
私は、息子のことでお世話になった先生がいます。そのうちの1人の先生が、ママ友ネットワークの中では、あまり評判がよくないと知りました。
知ったのは、息子が学校を卒業してからです。
もし、知っていたとしたら、その情報に流されて、最初から最後まで信頼していることはできなかったかもしれません。その信頼関係が崩れていたら、息子にも悪影響が出ていたかもしれません。
私がママ友ネットワークに入っていなかったからこそ、知らないでいたことでした。情報が入らなくて本当に良かったと思った体験でした。
不登校の情報もあふれている中で、不登校カウンセリングセンターのブログを読んでいただけていることを、とても嬉しく思っています。
これからも、不登校の親御さん、支援者さん、そして、当事者であるあなたと歩んでいくブログを書いていきます。
不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが、いつでもあなたに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。