こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
先日、ママ友とランチをしました。
話す内容はあちこちとびましたが、その中には学校の先生のこともありました。
そして気が付いたことがあります。
私にとっては、息子の恩師と思っている先生の評価が、ママ友ネットワークの中では低いらしい、ということです。
感じ方は人それぞれです。
それぞれの価値観(観念)が違う
フィーリングの合う、合わないがある
第一印象の違い
など、色々な要素で変わってきますよね。
ですので
同じ先生なのに
同じ学校なのに
同じクラスなのに
個々の感じ方が違ってくるのです。
不登校のお子さん自身、また支えている親御さんは、学校・先生・クラスの雰囲気などなど、どのような印象を持っているのでしょうか。
不登校の解決のためには、学校、担任の協力は欠かせません。
担任の先生のことをどう思っていますか?
不登校になった原因が担任という場合は、副担任や学年主任など窓口になってくださっている先生のことをどう思ってますか?
・信頼している
・信頼していない
では、信頼している場合と、信頼していない場合。どちらがスムーズに話が進んで行くでしょうか。
例えば、担任からの依頼でプリントを取りに親御さんが学校に行きました。
約束の時間に行ったにもかかわらず担任がいません。
別の先生が、聞いていますからとプリントを渡してくれました。
不登校のお子さんの親御さんはどう思いましたか。
・依頼しておいて、約束したのにいないなんて
・うちの子のこと、私のこと、バカにしているの
・忙しいのにわざわざ来たのに
・相談もしたかったのに
など、モヤモヤし、ネガティブな考えになりますか。
それとも
・ちゃんと受け取れるようにしてくれていたんだ
・考えてくれているんだな
・忙しいけど取りにきてよかったな
・相談したいことがあるから電話が欲しいと伝言をお願いしよう
と、ポジティブな考えになりますか。
どちらが、不登校のお子さんを支えていくにあたり、良い方へ向かっていくのでしょうか。
親御さん、担任、学校、他の方々は、不登校のお子さんを支援するチームです。
不登校のお子さんの親御さんは、どれだけ支援してくれているチームのメンバーを信頼していますか。親御さん自身がどれだけチームのメンバーに心を開いていますか。
そして何よりも、不登校のお子さん自身を信頼していますか。
親御さん自身を信頼していますか。
今回のブログは、問いかけることばかりになっていますね。
勘違いしないで欲しいことがあります。
親御さんによっては、自分のことを責められていると感じられた方もいるのではないでしょうか。
決して、責めているわけではありません。
見方を替えれば、親御さんの周りには、味方が大勢いるということに気づいて欲しいのです。
視点を変えれば、昨日の敵は今日の友になることを、知って欲しいのです。
お子さんが不登校というのは、親御さんにとっては平静でいられないことです。
受け入れることができていたとしても、どこかにネガティブ要素としてひっかかっているのではないでしょうか。
私も、不登校の子どもの親でした。
子どもを信頼して行こう。私の子だもの大丈夫!
子どもの人生なんだから、私がとやかく言う必要はない。
私が幸せでいれば、笑顔でいれば子どもも前向きになる。
と、思っている反面、どこかに、でもね、だけどさ、早く学校に行ってほしいな。という気持ちがありました。
何度も、気持ちが萎えることもありました。煮詰まってどうしたらいいの分からなくなることもありました。
ですのでこのブログが、ちょっと視点を変えて、今の状況を客観的に冷静に見つめることで、気持ちに風が通るきっかけになればいいなと思っています。
不登校の親御さん自身は、ご自分の時間を取っていますか。
1日5分でもいいので、ご自身の時間を取ってください。
そして、いつもでも不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが寄り添うことを、覚えておいてくださいね。