心理カウンセラーのブログ

学校に行かなくてもいいと思ってみる

更新日:

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

人の考え方や感じ方は、色々ありますよね。
十人十色というように、それぞれ違うということです。

では、不登校のお子さんの親御さんの気持ちはどうでしょうか。
特に、突然、お子さんが不登校になり、それを受け入れることができていない親御さんの場合、

学校には行かなくてはいけない。
学校には行くもんだ。
学校にいかせないと。

という気持ちの方が多いです。
冷静でいられず、プチパニックになっている状態ですよね。

そこで、冷静になるために、一度、学校には行かなくてもいいと、考えてみましょう。

どんなことが浮かびましたか?

私は不登校児の親でした。
プチパニックになっていた私の場合は、

どうして学校に行かなくてはいけないの?
学校でないといけないの?
他の場所でもいいのではないかな?

と、浮かんできました。

学校は、学習としての勉強や、人間関係、家族よりも多い人数の中での関わりなど、家ではてきない体験できる場所です。

でも、その場所が苦しいのなら、行く意味があるのでしょうか?

学校にこだわらなくても、安心できる場所、体験できる場所は他にもあるのです。

・家
・フリースクール
・支援センター
・塾
・習い事
・サークル
・インターネットのコミュニティ
など

教室に行けないけど、学校に行けるのであれば
・部活
・別室
・保健室
・図書館
・職員室
など

学校に行かなくてはいけない。という気持ちを離してみると、色々な道があることに気づけますね。

まずは、お子さんが安心していられる場所。
ここに居場所があると思えるところを見つけて行きましょう。

不登校のお子さんは、自分の安心できる居場所ができれば、徐々に元気を取り戻してきます。

元気になれば、何がやりたいか、どうしたいか、という気持ちも出てきます。

学校に行きたい、というお子さんもいれば、学校はまだ無理、というお子さんもいるでしょう。

その時、学校はまだ無理、と言われると、親御さんの心はザワザワして揺れるかもしれません。

心がザワザワした時は、学校に行かなくてもいいと、考えましょう。

お子さんにあった方法を、お子さんが安心して過ごせる場所は、学校だけではなく、色々あるのだということを、思い出してくださいね。


-心理カウンセラーのブログ

Copyright© 不登校カウンセリングセンター , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.