こんにちは。不登校カウンセリングセンター、水野幸子です。
先日、久しぶりに本屋さんへ行きました。欲しい物を見つけてから、お店の中をウロウロしていました。
数ある本の中で、かわいい、と思うものをみつけ、このキャラクターが好きな友達の顔が浮かんできました。
もう知っているかもしれないけど、教えたい、知らせたい、という気持ちでいっぱいになりました。
不登校のお子さんを持つ親御さんにも、似たような経験があると思います。
あなたの好きな物、好きな事を誰かに話したい。
その誰かとは、同じ物が好きな友達、同じ事が好きな友達であることが多いのではないでしょうか。
同じ物や事が好きな人とは、気心が知れてきて、友達になりやすいですよね。
それは、同じ物や事が好きという共通のことがあるので、
・話しが弾む
・楽しく一緒にいられる
・知らないことを教えてもらえる
・知ったことを教えてあげると、喜んでもらえる
と、良いことが沢山あります。
これは、好きな物や事を、お互いに共感しあっているからですね。
お互い共感しあうと、きっかけになった好きな物や事以外の話しも、沢山するようになります。
お互い、より深く知り合うことで、友情をはぐくみ、信頼しあっていくのですね。
信頼しているということは、お互いに認めているということになります。
不登校の親御さんも、人に認めてもらえると嬉しいですよね。
人に認めてもらえると嬉しいのは、不登校のお子さんも一緒です。
不登校のお子さんは、
・なぜ学校に行けないんだろう。
・学校に行けないダメな子だ。
・私(僕)は、いないほうがいいんじゃないかな。
と、自分の事を責めて、自信を無くしています。
親御さんが、不登校のお子さんを、しっかりと認めてあげましょう。
受け入れてあげましょう。
そうするにはどうしたらよいでしょうか。
それは、先にお話しをした、友達になるきっかけと同じ事を行えばいいのです。
親御さんは、あなたの好きなことを認めくれる人のことを、嫌いになりますか?
なりませんよね。好きになりますよね。
それと同じです。
不登校のお子さんが好きなものや好きな事はなんでしょう。
・ゲームなら、ゲームを一緒にやってみる。
・好きなマンガを読んでみる。
・好きな番組を一緒に観てみる。
ということも大切です。
不登校のお子さんは、自分の好きな事を親御さんが一緒にやってくれるということは、とても嬉しいことです。
それは、親御さんに認めてもらえた、ということになるからです。
そして、親御さんのことを好きだ、信頼してもいい、と思うようになります。
こうやって、信頼を深めて、より強固な絆を作って行きましょう。
お子さんと信頼や絆を深めることは、お子さんが親御さんの話しに耳を傾けることになります。
不登校のお子さんが、親御さんの話しをしっかり聞いてくれれば、不登校の解決に近づくことになります。
親御さんが、人に認められて嬉しいと思ったことを、不登校のお子さんにしてあげればいいのです。
親御さんが、嫌だなと思ったやりかたは、しないでくださいね。
知らない間に、身体がこわばっていませんか。たまには思いっきり伸びをしてみるといいですよ。
不登校カウンセリングセンターの水野幸子でした。