こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
不登校の子どもは、生活リズムが乱れ、昼夜逆転してしまうことがあります。
昼に寝て、夜に起きる。
そこまではいかなくても、夜遅くに寝て、午後にならないと起きられない。
学校の時間と起きている時間が合わなくなり、さらに不登校が悪化してしまうことが起こるのです。
そこで今回は、不登校の子どもの昼夜逆転の解決にできることをつ紹介します。
何か、お子さんの不登校の改善に参考にできることがあれば幸いです。
1.朝、日光を浴び、朝ご飯を食べる
これは、生活リズムの改善としてできることですね。
まずは、朝日光を浴びて、朝ご飯を食べるようにしましょう。
そうすることで、体内時計が整い、早寝早起きが習慣になりやすくなります。
いきなり、早起きにするのは難しいという場合は、15分ずつとかで始めてみましょう。
小さな前進が、やがて大きな前進になります。
2.夜のスマホ・インターネットの使用を制限する
夜にスマホやインターネットが使える状態ですと、誰しも、それに熱中しやすくなりますよね。
そして、どうしても夜更かししやすくなります。
ですから、スマホの設定で、閲覧を制限するようにすることも大切です。
3.昼に何かしらの活動をする
もし可能であれば、ウォーキングなどの有酸素運動や、やりたいことがあればその勉強をしてみるのも良いでしょう。
昼の時間に生き生きと活動できれば、夜は心地よい疲れとともに、眠りやすくなります。
4.昼の時間を精神的に心地よいものにする
昼夜逆転の理由の一つに、昼の時間が、精神的に心地よいものではないということが挙げられます。
例えば、あなたは、子どもの前で夫婦喧嘩ばかりしていませんか?
あなたは、関係を崩したくないという思いで、家族と本音で話せないことはありませんか?
他にも、子どもに、「こうでなければ・これをしなければ!」など、子どもを精神的に追い詰める言葉ばかり言ってはいませんか?
子どもは意外と大人の様子を見ています。
そして、そのような家族の中で生活することが負担に感じ、昼の時間は寝てしまうということが起こり得ます。
この場合、家族関係を良好なものにしていく、子どもとした約束は守らせつつも、精神的な面では子どもを全面的に受容していく、といった対応ができます。
5.機関の支援を受ける
不登校関係の支援を受けることも方法の一つです。
やはり、家族だけで、不登校や、それに伴う昼夜逆転を解決しようとするのは、なかなか大変なこともありますよね。
当センター(不登校カウンセリングセンター)でも、不登校に関する心理検査・心理療法をおこなっています。
機関の支援を受けることで、今まで見えてなかった不登校の原因がわかったり、その子に合った親の対応がわかったり、子どもに認知行動療法などのカウンセリングをおこなうことで、学校への苦痛が和らいだりしていきます。
ということで、今回は、不登校の子どもの昼夜逆転の解決にできる5つのことということで、紹介させていただきました。
何かしら参考になれば幸いです。
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では、今回は、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。