
こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。
「前はできていたのに、どうして今はできないんだろう?」
子どもの様子を見て、そんなふうに感じることはありませんか。
以前は一人でできていた着替えができない。
外に出ることを嫌がるようになった。
ちょっとしたことで怒ったり、泣いたりする。
「前はもっとしっかりしていたのに……」
そう思うことがあるかもしれません。
これは必ずしも「甘え」や「わがまま」ではありません。
心に大きな負担がかかっていると、それまで普通にできていたことにも、たくさんのエネルギーが必要になります。
たとえば、大人でも仕事で疲れ切っていると、普段なら簡単にできる家事さえ面倒に感じることがあります。
子どもも同じです。
不安や緊張が長く続くと、心の余裕が少なくなり、「やってみよう」という力が出にくくなることがあります。
だから、以前できていたことができなくなったときは、
「どうしてできないの?」
と責めるより、
「今は少し疲れているのかもしれない」
と考えてみることが大切です。
そして、いきなり元の状態に戻そうとしなくても大丈夫。
まずは、
「今日はここまでできたね」
「やってみようとしたね」
「手伝ってほしかったら言ってね」
と、小さな変化を認めてあげる。
安心できる時間が増えてくると、少しずつ「やってみよう」という力も戻ってきます。
できなくなったことだけを見るのではなく、今できていることを見る。
子どもの力は、なくなったのではなく、今は出しにくくなっているだけかもしれません。
焦らず、比べず、少しずつ。
「またできるようになる日」を信じて、今の子どもの姿に寄り添っていきたいですね。
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