心理士のブログ

やれていたことがやれなくなった

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そんな簡単なことがなぜやれなくなったの?

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

不登校のお子さんを支えている親御さんは、不登校のお子さんを見ていて気がかりなことはたくさんありますよね。

その中で、なんだかおかしいな、どうしてなんだろうと思うことはどんなことですか?

・今までやれていたことがやれなくなっている

・今まで怒らかったことで怒るようになっている

・今まで当たり前にやっていたことを面倒くさいと言っている

・手をつないできたりと甘えてくる

というように、あれ?どうしたんだろと感じることがありますよね。

多くの親御さんは、赤ちゃん返り?と思うのです。

このようになるには理由があります。

それは、ストレス耐性が弱くなっているからです。

ストレス耐性とは、文字通りストレスに耐える力です。

子どもも大人も日々の生活のなかでストレス耐性を強くしています。

子どもの場合であれば、学校がまさにストレス耐性を強くしている場所になります。

学校に行けば、家にいるように自分の好きなように過ごすことが出来ません。

・遅刻しないように時間通りに登校する

・学校の時間割通りに1日を過ごす

・嫌いな授業、嫌いな先生でも授業は聞かなくてはいけない

・休み時間や移動教室など、友達と過ごす時間

・クラスメートとの会話

・苦手な子とも話したり、一緒に行動しなければならない

などなど、こうのようなことが学校に行くとあります。
親御さんが学校に行っていたときに、当たり前に行ってきたことは、全てストレス耐性を高めることになっていたのです。

不登校になるということは、お子さんが今まで受けていたストレスが消えることになります。
不登校になってからお子さんの自由にさせることが長ければ長いほど、お子さんにはストレスがかからないのでストレス耐性が弱くなります。

ということは、今まで行えていたことが、やりたくなくなっていきます。
親御さんの一言にすごく反応をして、怒りだすこともあるのです。

学校に行くことでつけてきたストレス耐性がどんどん弱くなっていく。
学校に行けないのなら、ストレス耐性が弱くなりっぱなしになってしまう。

と、心配されるかもしれません。

ですが、家でもストレス耐性を付けていくことができます。

例えば、食後の食器を流しに持っていくことができなくなったという場合であれば、食器を流しに持っていくことをやってね。助かるよ。と伝えていけばいいのです。

不登校のお子さんの状態によっては、全ての食器を持っていくことができない場合があります。

その時は、箸とコップは流しに持っていく、などのように変更していいのです。

ストレス耐性を高めるために、お子さんがこれはできるよねと感じた課題に対して、ほんの少しだけ負荷を加えてやるようにしていくのです。

不登校のお子さんが、できた!と実感できるストレスを与えていくと

・できたことでの自信につながる

・ストレス耐性が強くなる

ということになるのです。

自信ができれば、行動しようと言う気持ちにもつながかります。
行動することができれば、ストレス耐性があがります。
ストレス耐性があれば、ステップアップして行動することができます。
行動できればできた!の経験が増えて自信が持てるようになります。

不登校のお子さんが自信をもてるようになると、不安に感じる事が減っていきます。不安に感じる強さが弱くなっていきます。

不登校になる前のようにやれるようになっていくのです。

お子さんが不登校になったのには、お子さんによって理由は様々です。

お子さんなりに、我慢して、なんとかしようと工夫していたことに、限界がきたために不登校になっています。

それは、学校という危険なところに居続けることは自分にとってよくないという判断をお子さんがしたということです。

親御さん自身、会議に出席する、プレゼンテーションをすると言うときには、必要以上のストレスを感じて、逃げ出したいと思ったことはありませんか?

不登校のお子さんは、長時間、ストレスから耐えてきたのです。

耐えることに限界を感じたお子さんは、脳内も心も身体も疲れ切っています。

なので、脳内も、心も、身体も、休息時間が大切です。

親御さんが休息時間を取りたいときは、どんな環境で取りたいと思いますか?

のんびりできる温泉や、ゆったり過ごせる自然の中だったり、人それぞれですよね。

のんびり、ゆったり過ごす場所には、親御さんが心か安心して安全と感じていなければできないですよね。

安心、安全な場所で過ごしたいのは、不登校のお子さんも同じです。

お子さんにとっての安心、安全な場所は、家であり、親御さんなのです。

親御さんが休息で温泉に行ったとき、シクシク泣いている人、怒っている人、イライラしている人、諦めている人、がそばに居たらどう思いますか?

心か休息できないと思いますよね。

お子さんも同じです。

安心、安全な家、守ってほしい、分かってほしい、と思っているお子さんにとって、親御さんのイライラは心が休息できないことにつながります。

親御さんのイライラは、お子さんが学校にいかないから、という理由になってきますよね。

親御さんは、お子さんを早く学校に戻さないと、焦っていると、その焦りがお子さんにつながります。

お子さんはプレッシャーを感じて、こんな自分はダメだと自分を責めることにつながります。

自分を責めることは、自分で自信を奪っていくことになります。
自信がなくなっていけば、何をやるにも不安になっていきます。
不安が大きくなれば、誰かに甘えたくなります。親御さんの側から離れないとういことになっていくのです。

そうは言っても、焦ります。と思いますよね。
不登校のお子さんを支えている親御さんは、お子さんが元気に学校にいくことを願うあまり、できないことに意識がいきがちです。

・今日も朝起きられなかった

・今日もゲームばかりしていた

・今日も決めたルールを守らなかった

などなどです。嫌だな、苦しいな、と感じますよね。

ですので、不登校のお子さんの良いところ、やれていることに意識を向けていきましょう。

・ゴミをゴミ箱に捨てている

・1ページドリルをやった

など、親御さんにとっては当たり前なこと、それではやる量が少なすぎると感じることであっても、やったことに意識を向けていきましょう。

続けていくと、うちの子やれること多いよね、となっていきます。
こうなれば、大丈夫、この子は学校に行ける。将来自立した大人になっている。と思えるようになります。

親御さんが焦りではなく、私の子だから大丈夫、と信頼ができれば、不登校のお子さんは動き出すことができます。

お子さんのことを信頼していきましょう。

そして、親御さん自身の時間も心身も大切にしていきましょうね。

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