不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
5月の今の時期は登校しぶりが出やすい時期でもあります。
クラスに少しづつ馴染んできたけど、
自分だけ友人関係をうまく構築できない孤独感があったり
授業が本格化して勉強についていけない戸惑いから
学校に対してネガティブな気持ちになっているからですね。
そんな、登校しぶりのわが子に対して
私たち親はNGな話し方をしないように意識することが大切です。
登校しぶりのあるわが子に対してのNGな話し方は
１、「そんなことを言ったらダメ」と否定をする話し方
２、「学校に行きなさい」と押し付ける話し方
３、「学校は行った方がいい」と説得する話し方 です。
１、「そんなことを言ったらダメ」と否定的な話し方をすると
登校しぶりのわが子は自分のことをわかってもらえないとか
自分のことを否定されていると感じてしまいます。
そうなると、メンタルがさらに追い詰められてしまい、
身体症状や拒絶感が出て登校しぶりが悪化してしまいます。
２、「学校に行きなさい」と押し付ける話し方をされると
登校しぶりのわが子は自分のことをわかってくれないとか
自分のことはどうでもいい存在なんだと悲しくなり反抗しやすくなります。
誰でも押し付けられるのは嫌な気持ちや反発したくなるからですね。
登校しぶりのわが子は
学校には行かないといけないとは心のどこかでわかってはいます。
しかし、行きたくないという気持ちを親のあなたにわかってほしいとも思っています。
だから、登校しぶりのわが子に押し付ける話し方をすると、
わが子は自分のことをわかろうとはしないで、
親のあなたの意見ばかりを押し付けようとすることに反発して
登校しぶりが悪化していきます。
３、「学校は行ったら方がいい」と説得する話し方をされると、
登校しぶりのわが子はストレスに感じるだけです。
登校しぶりのわが子は
ただ親のあなたにわかってもらいたいだけなのです。
それをわかってもらえず「学校は行った方がいい」と言われても
登校しぶりのわが子にしたら、
行った方がいいのはわかっているけど行きたくないんだよと、
心の悲鳴をあげていきます。
なので、登校しぶりのわが子が登校しぶりをしてきたら、
この３つのNGな話し方をしないようにして、
まずは登校しぶりのあるのわが子の想いを聞くことが大切です。
登校しぶりのわが子がどう感じているのか、どう思っているのかを聞くことですね。
登校しぶりのわが子は登校しぶりを解決して欲しいと思っているのではなく、
ただ、自分の気持ちをわかってもらいたいだけなのです。
なので、親のあなたが登校しぶりのわが子に寄り添って話を聞くことですね。
その時に意識することは、
登校しぶりのわが子が自分の思いを吐き出させるようにすることです。
そのためには、親のあなたが穏やかな表情でわが子の話を聞き、
わが子の話を途中で遮ったり、アドバイスをしたりしないで、
わが子の思いを吐き出させることですね。
意識してくださいね。
登校しぶりや不登校のことで気になることがありましたら、
気軽の相談してくださいね。