こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんは風邪をひかないでいますか?
支えている親御さん、心労と体力的に無理をして、体調を崩されていませんか?
温かい部屋で、温かいものを飲んで、身体を温めてくださいね。
不登校のお子さんが学校に行かないことを選択したのには、何らかの理由があります。
何らかの理由は、不登校のお子さんそれぞれ違います。
誰もが、それは行きたくないよね、と思う理由もあれば、
多くの人に、それが理由なの?と驚かれる場合もあります。
親御さんから見ると、どうしてそれで行けなくなるの?と思うことがあってもおかしくないのです。
不登校のお子さんのそれぞれが持っている学校に行けなくなった理由は、本当の理由ではなく、きっかけに過ぎない場合もあります。
例えば、ずっとつらくて我慢して、精神的にギリギリで学校に居るとき、クラス内で大声を出し合うケンカが起こったとします。
お子さんは教室にはいたけれど、ケンカとは無関係です。
ですが、大声のケンカは、精神的に無理をしていない人でも嫌な思いをします。
精神的にギリギリで学校にいるお子さんにとっては、我慢の限界を超えたことになります。
翌日から、学校に行きたくても行くことができない、という状況になるのです。
学校に行きたくても行けない状況のお子さんは、自信をなくしています。
・自分は学校に行けないダメな子なんだ
・お父さんに怒られるのは怖いけど行けない
・お母さんが悲しむかもしれないけど行けない
・誰にも気持ちをわってもらえなし
・ずっと1人だ
と、心の中で色々考えています。
自分のことを責めて、自分はダメな子と、自分のことを否定していきます。
自分のことを否定していくと、自信は消えていきますよね。
自信が消えてしまうと、何かをやろうという気持ちがなくなっていきます。
自信がないから動けないのです。
うまくやらないと誰かに怒られるかもしれない、という恐怖が出てくるのです。
自信がないから動けないと動かずにいると、気持ちも体力も落ちていってしまいます。
不登校のお子さんが自信を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか。
不登校のお子さんの親御さんは、どんなことをすると、どんなことをしてもらうと自信を取り戻すことができますか?
1つは成功体験ですよね。
自分でやれた!ということは、自信につながります。
自信があれば、自分は大丈夫という自分を信じる力があれば、安心ですよね。
不登校のお子さんは、不登校になる前にやれていたことでさえやれなくなっています。
学校に行くという目標に向かって、小さな段階を登るように、お子さんの気持ちが学校に向くように成功体験をしていきましょう。
学校に行くための準備をしていきましょう。
誰でも失敗はイヤですよね。
失敗をする経験や体験があるから、人はトラブルにも強くなっていきます。
最終的に自立をして生活していくためにも、失敗を繰り返すことは、いざというときに対応できるようになるチャンスでもあるのです。
ただ、不登校のお子さんは、成功体験は階段を1段ずつ登りながら自信にしていくのですが、失敗体験は一気に階段を降りてしまいます。
失敗体験はしないように、小さな1段を登り続けていきましょう。
親御さんは、ご自身のことも責めないようにしてくださいね。
1人で抱え込まないように、周りの人に相談しながら、不登校のお子さんを支えていってください。
不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーがいつでもよりそうことを、覚えておいてくださいね。
それでは、思いっきり背伸びをして、思いっきり脱力してください。
ちょっとした気分転換をしながら、楽しい1日をお過ごしください。