こんにちは。不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
不登校の相談に行くと、「エネルギーが貯まるまで待ちましょう」と言われることがあります。
その言葉を信じて、待ちますが一向に動き出しません。
なぜでしょうか?
待ちましょう=見守る ではないのです
まず、不登校の原因を探る必要があります。
その原因は、いじめにあるのか、友達関係にあるのか、先生にあるのか、愛着障害にあるのか、ストレス耐性に弱いのか、発達障害が関係しているのか、怠けなのか、起立性障害なのか見極める必要があります。
ただ単に待っていたのでは、何も解決しません。子供に聞いてもわからない場合は多いです。スクールカウンセラーに相談して、「家でゆっくりさせてあげてください。」と言われ、1か月が経ち、2か月が経ち焦る親。
原因がわからない場合、不登校の検査をすれば原因を把握することができます
中学生以上なら「ACS(不登校の6段階検査)」という不登校の検査を受けることができます。20分程度で受けることができますので、受けることをおすすめします。
原因があっての結果。原因を掴まなければ、結果を変えることができません。原因が分かれば、対処方法もわかってきます。
愛着障害があるなら、愛着障害を改善する方法を行う必要がありますし、いじめならいじめを取り除く必要があります。ストレス耐性が弱いならストレス耐性をつける必要があります。発達障害なら発達障害を改善する必要があります。
待っている時間はありません。直ぐに原因を把握するための行動をとってください。不登校は早く対処すればするほど効果が高いです。