心理士のブログ

不登校の子が本当に失っているもの

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こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

子どもが学校へ行けなくなると、多くの親は「勉強が遅れる」「進学は大丈夫だろうか」と心配になります。

その不安は自然なものです。

しかし、不登校の子どもが最初に失うものは、学力ではありません。

それは、自己肯定感すなわち、「自分はこのままで大丈夫」という安心感です。

学校へ行けない自分を責めたり、周りに迷惑をかけていると思い込んだりして、「自分には価値がない」と感じるようになる子も少なくありません。

その状態では、心はいつも緊張し、小さな出来事にも強く反応してしまいます。些細なことで怒ったり、急に甘えが強くなったり、以前はできていたことが難しくなることもあります。

これは、わがままになったわけでも、性格が変わったわけでもありません。心が疲れ切り、「安心したい」と助けを求めているサインなのです。

だから、親がまず最初に目を向けたいのは、「学校へ戻すこと」よりも、「安心できる居場所をつくること」です。

「おはよう」
「一緒にご飯を食べよう」
「今日はゆっくり休もうね」

そんな何気ない言葉や時間の積み重ねが、「自分はここにいていい」という感覚を少しずつ取り戻していきます。

心が回復すると、不思議なほど子どもは前を向く力を取り戻します。
勉強も、人との関わりも、その後から少しずつ追いついていくことは珍しくありません。

焦る気持ちはあって当然です。
でも、心の土台が整わないまま前へ進もうとしても、長続きはしません。

まずは、お子さんが安心して笑顔になれる毎日を取り戻すこと。
それが、不登校から回復するための大切な第一歩なのです。

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