
不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校っ子ママは、自分を責めていませんか?
どうしてうちの子が不登校になったのだろう
何がいけなかったのだろう
私の対応がいけなかったのだろうか
学校で何かあったのだろうか・・・
など、色々なことを思ってしますよね。
不登校になる原因はいろいろありますが、
問題なのは身体と心です。
ストレスに過剰の反応する心から、体に影響が出て不登校になっています。
なので、心だけをフォローしても、身体だけをフォローしても
不登校の解決にはならないのですね。
心も身体もフォローしていくことが大切なのです。

心の問題は、ストレスに過剰に反応する心、つまりは、ストレス耐性の低さです。
身体の問題は、不安や恐怖に過剰に反応する脳の扁桃体の暴走と
その扁桃体を抑制する働きがある脳の前頭前野の機能低下です。
この心と身体の問題を意識しながら不登校っ子のフォローをしていくことが、
不登校解決には必要です。
不登校っ子に合わせたストレスをかけていきながら、ストレス耐性をあげていき、
脳の扁桃体の暴走を抑えるような、対応をしていくことですね。
脳の扁桃体の暴走は、
不登校っ子が抱えている劣等感や自己肯定感の低さからの不安や恐れがあります。
なので、不登校っ子に合わせた不安や恐れを取り除くような対応を
していくことですね。
その1つの対応として
不登校っ子が不安や恐れを表現できるように、
ママが穏やかな表情で、ゆっくりとした口調で話しかけていくことです。

「あなたが大切だよ、ママはあなたの味方だよ」と前置きをした上で
「表情がすぐれないけど、何かあるの」「話を聞くよ」など
不登校っ子に話をさせることですね。
この時に意識することは、
不登校っ子に話をさせることを意識して、ママが途中で遮ったり、
「そんなこと言ったらダメよ」と否定的な言葉を使ったり、
「こんなことをしたらどう」などのアドバイスをしないで、
ただただ不登校っ子の話を聞くことです。
不登校っ子がママは自分の味方なんだ、話を聞いてくれる、
自分を否定されない、自分のことをわかってもらえるという思いを持つと、
安心感を持ち扁桃体の暴走が抑えられ、前頭前野の機能も上がっていきます。
不登校っ子との対話をしながら、
同時に生活リズムも整えていくことも意識してくださいね。
不登校のことで気になる方は気軽の相談してください。
大切なことはひとりで抱え込まないことです。