こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、子どもに、マナーやルールを身につけて、なるべく人に迷惑をかけない、ちゃんとできる子どもになって欲しいと思うことはありませんか。
・あいさつする
・先生の言うことを聞く
・規則正しい生活をする
・時間を守る
・宿題をちゃんとやる
・人に甘えない
・食事のマナーを守る
こういったことがちゃんとできる子になるように子どものしつけをすることはありませんか。
これらは大事なことではありますが、「ちゃんと」できる子になって欲しいと思い、何かができるようになることばかりを求めることは、子どもの不登校の原因になりかねません。
なんでもちゃんとできるならいいのですが、子どもによっては簡単にできないこともあります。
できないことができるようになることを求めすぎると、劣等感が生まれ、「自分はダメなんだ」と思うようになり、子どもは動けなくなります。
子どもがちゃんとできるように何かを身につけさせようとする前に、子どもの話を聞き、子どもの気持ちを理解しようとすることが大切です。
何ができてもできなくても人としての価値は変わりません。
ちゃんとできる子にするということばかりに意識を向けすぎず、子どもの立場に立って考えてみることが不登校の解決につながります。
何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。