こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
不登校のお子さんは、自分を否定するような思い込みを持っていることがよくあります。
自分を否定する必要は全くないのですが、
生まれてからどこかのタイミングで自分を否定するような思い込みができているのです。
自分を否定してしまうということは、自分に条件をつけてしまっているのです。
ありのままの自分でいい
と思えるといいのですが、
たとえば、
友だちと仲よくできないといけない
誰からも好かれないといけない
試験の前は勉強をきちんとすべきだ
勉強を熱心にしなけれんばいけない
先生の言うことをきかないといけない
親に逆らってはいけない
親の期待にこたえないといけない
いい子でなければいけない
失敗してはいけない
・
・
・
などと思っているので、
○○じゃなければいけない ⇒ ○○じゃない私は悪い子
●●すべきだ ⇒ ●●してない私はダメ
と自分のことを否定してしまうのです。
否定することで幸せになれるのならそのままでいいのですが、
自分を否定することで幸せになることはありませんね。
ですから、
自分のことを否定的にとらえているところがあったり、
自分に条件をつけてしまっていたりするのなら、
その点を肯定的にとらえられるようにしていかなくてはいけないのです。
自分のことを肯定的にとらえられるようになるには様々な方法がありますが、
自分で変えること、家族で解決することが難しい場合は、不登校専門のカウンセリングを受けるという方法もあります。
自分のことをや身内のことは客観的にみるということはなかなか難しいのです。
ですから、客観的な視点に立てるカウンセラーからアドバイスをもらうことも良い方法なのです。
人の顔色をうかがいすぎる必要はないということがわかると、
自分らしく生きることができるようになると、
生きることが楽になります。
子どもには自分らしく幸せに生きていってほしいですよね。
そのためには、まず親であるあなた自身が幸せになることです。
自分が幸せになることができれば、幸せのお裾分けができるのです。
幸せの輪は波紋のように広がっていくのですよ。