不登校カウンセリングセンター
真鍋良得です。
人は誰もが幸せになるために生まれてきました。
子どもが不登校になると、「この子は将来自立できるのだろうか」「ちゃんと社会に出ていけるのだろうか」と心配したり不安になる方が多くいます。
「子どもには、ちゃんと学校を出て、就職して、幸せな家庭を築いてほしい」とおっしゃる方もいます。
親が幸せだと思う生き方が、子どもにとっても幸せな生き方だとは限りません。
親が大人になった時代には幸せだった生き方が、子どもが大人になる時代には幸せな生き方ではないかもしれませんし、何が幸せであるかは、人によって違います。
子どもには自分に合った幸せな生き方があります。
親が思う幸せな生き方を子どもにもしてほしいと思うあまり、こうすればいい、ああすればいいと、正しい方向に導こうとしがちですが、そのことが子どもを苦しめているかもしれません。
親から見れば多少非常識な生き方、幸せにはなれないと思える生き方をしていたとしても、子どもの選択を受け入れてあげて、子供自信が決めた道を歩んでいけるようにそっと見守ってあげることが、子どもが自分自身の幸せを手に入れる助けになります。