
「もう限界かもしれない」と思っていませんか
こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。
朝になるたびに、お子さんが起きてくるか気になる。
学校からの連絡に胸が締めつけられる。
周りの子と比べてしまい、不安になる。
「このままで大丈夫なのだろうか」
そんな思いを抱えながら、毎日を過ごしている親御さんは少なくありません。
どれだけ子どものことを考えても状況が変わらないと、「もうどうにもならない」「何をしたらいいのかわからない」と感じることがあります。
でも、その気持ちは決して特別なものではありません。
それだけ、お子さんのことを大切に思い、一生懸命支えてきた証なのです。
心が疲れると、出口が見えなくなる
不登校の悩みは、いつ終わるかわからない苦しさがあります。
「明日は学校へ行けるかもしれない。」
そう期待した翌日に、「やっぱり行けない」と言われることもあります。
そのたびに希望と落胆を繰り返し、少しずつ心も体も疲れていきます。
すると、本当はいくつもの選択肢があるのに、
「もう何をしても変わらない。」
「うちの子には未来がない。」
そんなふうに思えてしまうことがあります。
しかし、それは現実がそうなのではなく、疲れ切った心がそう感じさせていることも少なくありません。
疲れているときほど、物事を悲観的に見やすくなるのです。
「頑張らなければ」を手放してみる
親御さんの多くは、とても責任感が強い方です。
「私の育て方が悪かったのではないか。」
「もっといい言葉をかけてあげればよかった。」
「親なのだから、私が何とかしなければ。」
そんなふうに、自分を責め続けてしまいます。
でも、不登校は一つの原因だけで起こるものではありません。
子どもの特性や環境、学校との相性、心や体の状態など、さまざまな要因が重なって起こります。
だから、すべてを親の責任にする必要はありません。
そして、親が一人ですべてを解決しようとする必要もないのです。
「助けて」と言えることも、大切な力
カウンセリングをしていると、
「もっと早く相談すればよかった。」
そうおっしゃる親御さんがたくさんいます。
相談する前は、
「こんなことで相談していいのかな。」
「もう少し自分で頑張ってみよう。」
と思っていたそうです。
しかし、一人で抱え続けるほど、不安は大きくなり、視野は狭くなってしまいます。
信頼できる人に話すだけでも、気持ちは整理されます。
専門家に相談すれば、お子さんへの関わり方だけでなく、親御さん自身の心も支えてもらえます。
助けを求めることは、弱さではありません。
家族を守るための、大切な選択なのです。
まずは今日、自分を休ませてあげてください
飛行機では、緊急時に「まず自分の酸素マスクをつけてください」と案内されます。
それは、自分が倒れてしまっては、大切な人を助けることができないからです。
不登校の支援も同じです。
親御さんが心も体も限界まで疲れ切ってしまうと、お子さんを支え続けることは難しくなります。
だから今日は、完璧な親でいることを少しだけ休んでみませんか。
掃除ができなくてもいい。
夕食がお惣菜でもいい。
子どもの将来を考えるのは、今日だけお休みしてもいい。
そして、温かい飲み物を飲んだり、好きな音楽を聴いたり、自分のためだけの時間をほんの少し作ってください。
自分を大切に
不登校のお子さんを支える毎日は、想像以上に大きなエネルギーを使います。
だから、「もうどうにもならない」と感じる日があっても、不思議なことではありません。
そんな日は、「もっと頑張る日」ではなく、「少し立ち止まる日」です。
親御さんが心に少し余裕を取り戻すことは、お子さんにとっても安心につながります。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
頼れる人に頼り、休めるときは休む。
それは決して逃げではなく、お子さんを長く支えていくために必要な力です。
あなたが笑顔を取り戻すことが、お子さんにとって何よりも安心できる居場所になります。
どうか今日だけは、お子さんと同じくらい、自分自身のことも大切にしてあげてください。
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