不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
あなたのお子さんは他人の目が気になっていませんか?
学校に行ってないと、普通学校にいる時間に出歩いていると、変に思われていないか気になる。
学校に行っていても、周りのみんなが自分を見る視線が気になる。
塾でも知っている人がいると、自分の悪口を言っているようで行くのを止めた。
不登校の6段階でいうと、初期~本格期に入っている状況だと思われます。
初期とは、身体症状が現れやすい時期になります。
腹痛‣頭痛‣吐き気‣便秘‣下痢‣食欲不振‣夜寝られない‣朝起きられない等…
身体症状が出始めてから身体症状が消えるまでの時期になります。
本格期(葛藤期)とは、学校に行きたいけど行けないという気持ちの葛藤がある時期です。
行かないといけない、けど行きたくない。相反する2つの気持ちがあります。だから葛藤が起きるのです。
子どもが親に相談しても、親が「そんなことない。気にしすぎ。」と否定すると、私のことをわかってくれないとお子さんは思ってしまいます。
こんなとき、どんなふうに受け答えをしたらよいでしょうか?
不登校のお子さんに限らず、人は「わかってほしい。認めてほしい。愛してほしい。」と思っているので、
「そうだね。気になるよね。気になるのが普通だよ。」と言ってあげてください。
不登校児にとって、外の世界は過ごしにくい世界となっていることが多いので、家の中は過ごしやすい快適な家にしていく必要があります。
外も家に過ごしにくかったら、お子さんはどうしたらいいのでしょうか?最悪の結果になるかもしれません。
あなたがすることは、お子さんの気持ちをわかってあげることです。快適な家にすることです。
すべてそこからがスタートなのです。