心理士のブログ

薬を飲んでいるのによくならない

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薬ってどうなだろう?

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

お子さんが学校に行き渋りだした時、休みたいと言いだした時、なんらかの身体症状を訴えてきませんでしたか?

・頭が痛い

・お腹が痛い

・気持ち悪い

・めまいがする

・食欲がない

などです。

最初は体調が悪いんだな、と思って学校を休ませる。
連日になるので、病院を受診する。
身体に何もないとなると、心からなのかなと心療内科を受診してみる。

不登校のカウンセリングセンターにいらした時に、薬を服用されているお子さんもいます。

薬の服用で改善しているお子さんの親御さんは、薬への疑念はありません。
お子さん自身、親御さんも薬の効果を感じられない親御さんは、薬への疑念をお持ちです。

このまま飲み続けていいのでしょうか?と聞かれることもよくあります。

お薬を処方されるのは、お医者さん、ドクターです。心理士は何も答えることができません。

今、私に話してくださった心配事を、そのままお医者さんや薬剤師さんに相談してみてください。
お医者さんの指示通りにしてください。とお伝えしています。

薬を飲むことで元気になったけど、学校には行けないんです。ということもあります。

薬を飲んでも、飲まなくても、学校には行けないの?と思ってしまいますよね。

この薬を飲めば、不登校が改善されます、という薬があればいいのに。と言われる親御さんもいます。

それは、不登校のお子さんを支えている親御さんなら、誰もが一度は思っているのではないでしょうか。

薬を飲むこと(薬物療法)は、「対処療法」になります。
出ている症状を和らげることを「対処療法」と言います。

風邪をひいて熱がでていれば、解熱剤が処方されますよね。解熱剤を飲むことで熱は下がります。

熱が下がれば身体は楽になりますが、根本原因である風邪のウイルスを退治したわけではないですよね。

風邪のウイルスを自分の身体で退治できるように回復させていくのが、「対処療法」である薬なのです。

頭が痛いから学校に行きたくない。と言っているお子さんが、頭痛薬を飲むことで頭痛がおさまったのに学校に行けないのは、根本原因が他にあるから、ということになります。

これが、薬を飲んでいるのによくならない理由なのです。
薬だけでは、不登校を克服することができないということなのです。

ここで勘違いしなでほしいことがあります。
だったら薬は飲まなくてもいい、と思わないで欲しいということです。

お子さんにあった方法で行っていくことが大事です。
今、お薬を処方されているのをお医者さん、ドクターに相談しないで飲むのを止めることはよくありません。

親御さんも頭が痛くてどうしようもない、という経験をされたことはありますよね。
薬を飲むことでこんなに楽になるんだ。もっと早くに飲めばよかった、と感じたこともありますよね。

薬を飲んで、根本原因に向きあう状態になるお子さんもいます。
お子さんにあった方法が大切なのです。

では、不登校などうやって解決していくの?と思いますよね。

ここで、念のためにお伝えします。不登校は病気ではない。ということです。

不登校の原因は心の問題となります。

心の問題は、観念(主観的価値観)の歪みを緩めていく、ストレスに耐える力を強くしていくアプローチが必要となっていきます。

観念(主観的価値観)は、親御さんも持っています。すべての人が持っています。
どれだけ沢山持っているのか、どれだけ強いものなのかで、感じ方が変わってきます。

例えば、先生に一緒に注意された3人がいます。

Aさんは、注意されちゃった。次から気を付けよう。と反省しました。

Bさんは、なんでこんなに注意されなくちゃいけないの、腹立つは。と怒っていました。

Cさんは、注意されるようなことをしてしまった、どうしよう。と落ち込みました。

先生に一緒に注意されているので、3人が聞いた言葉は全く同じです。
それでも、注意されたことに感じたことは大きく違っています。

この違いを起こすのが、観念なのです。

Aさん、Bさん、Cさん、どの子の考え方できたらいいなと思いましたか?

Aさんの考え方ができれば、感情が大きく動いていないので心に負担はありませんよね。

Cさんの考え方だと、注意をされたことを数日間引きずってしまうかもしれません。

注意されたことを引きずっている数日間に、友達をケンカするということが起こったらCさんはどうなるでしょう?

落ち込みが激しくなっていきますよね。学校に行きたくないという気持ちが出てくる可能性があります。

学校に行きたくないという気持ちは、不登校になっていないお子さんでも思います。

学校に行け続けることが出来る子と、出来ない子の違いの一つが、ストレスに耐える力(ストレス耐性)がどれだけあるか。ということになります。

Cさんがストレスに耐える力を持っていれば、学校に行きたくないと思っても、行き続けることができるということなのです。

観念を緩めていくこととストレス耐性を上げていくことで、不登校のお子さんの心が軽くなっていきますよ。


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